この記事は筆者が見た夢を一人称視点で叙述した内容です。事実ではなく、実際の人物等とは一切関係ありません。

土曜日はフジキナを見に行った。

中判デジタルで撮った写真がかなり大きくプリントされていた。長辺80cmとかだろうか。

実際、人物の肌の質感はよかったけど、どれもスタジオ撮影のポートレートばかりで遠景を含む風景はなかったし、画質はいいと思うけど、しかし中判のメリットなのかというとよくわからなかった。

35mm判でもこれくらいいけるんじゃ?と思った。D810とかK-1では難しいかもしれないけどα7Riiとかならいけそうな気がする。触ったことないけど。

あとX-Pro2あたりのレンタルできたら試そうかと思ったけど当てが外れたので帰った。

どうにも不完全燃焼だったので、IMAX版の「君の名は。」を予約した。

時間があるのでひさしぶりに京都駅まで歩きながらぽつぽつと写真を撮る。
こうした狭く小さな路地にさほど緊張感を持たず入り込めるのは、たぶん日本のいいところなんだろうなと思った。

京都ヨドバシでミラーレスを触ってみた。

E-M1 Mark II の EVF はピントピークが掴みづらかった気がする。視度調整できてなかったようなぼやけた感じだったかもしれない。

X-T2はファインダーだけで言えばT1と変わりない気がする。悪くはないけど良くもなってない。
輝度差があると見づらいのも同じ。

GX7 Mark II は操作方法がわからなくて EVF に画像が出なかった。LVF ボタン押したんだけどな……。
あるいは展示機が壊れてたのかもしれない。

α7ii と α7RII は流石で EVF が一番見やすかった。
個人的にはかなり OVF に肉薄してきたように思う。

触った機種すべての EVF はリフレッシュレートに関して不満はなくて、振ってみて残像がちらつくかんじはなかった。
ppi が上がったら、自分は動きものを撮らないので、ほとんど OVF と互角と言ってよさそうだなと思う。

ほんの出来心だったけどα7シリーズはよかった、実際欲しくなった。

そういう冷やかしをしてから河原町に戻り、阪急に乗って万博公園まで。

茨木市で乗り換えて南茨木で降りてモノレール。
茨木市もモノレールも久しぶりで懐かしかった。

万博公園駅は天井が高くて彩都線も乗り入れる主要駅っぽさがあった。
あの太陽の塔が間近に見えて本当に万博公園だ……なんて思った。

予約するときにブラウザのフィルインが誤爆して、携帯電話の番号を間違えて予約してしまったため発券できなくて困ったものの、受付で誤爆した番号を教えてもらって事なきを得た。
予約確認メールにどの番号で予約したか書いておいてほしい。

IMAX版「君の名は。」は紛うことなく最高だった。

視界のほとんどをスクリーンが埋め尽くしていてかつてない体験だった。なんとなく大きいディスプレイで写真の等倍鑑賞をするのに似ている。

それくらいディテールが詳らかにされ、大袈裟にいえば映画そのものがまったく違った。

停電していくシーンで画面端の民家の戸数が数えられそうだったり、新宿を俯瞰するシーンで線路の枕木を数えられそうだったり。

情報量が圧倒的とか没入感があるとか、言葉にするとそれまでだけど、しかし本当によかった。特に「君の名は。」という作品がIMAXに適してたこともある。

かなり良かったのでまたIMAXで見たいなあと思った。