この記事は筆者が見た夢を一人称視点で叙述した内容です。事実ではなく、実際の人物等とは一切関係ありません。

smc PENTAX DA 35mm F2.8 Macro Limitedを買って1ヶ月経つ。なにかしら即物的な目標があるとアルバイトなども頑張れるということがわかったので、即物的な目標を立てる。

DA 35mm Ltdは寄れるし小さい上に安っぽくない(高級感がある)というすばらしいレンズだけど、標準域としては明るさが物足りないのと、もうちょっと画角が狭いと整理しやすいなあ、とおもうことがある。

次を明るい標準にするか、中望遠にするか、それとも広角にするか……。

明るい標準だとシグマの30mm F1.4になるだろう。さすがにFA 31mm Ltdは……。中望遠はDA* 55mm F1.4がほしいところ。FA 43mm F1.9 Ltdも悩ましいのだけど。広角はDA 21mm F3.2 Ltdが扱いやすそうなので、ほぼ一択。それからDA 15mm F4 Ltdでも足せばいいだろうし。

35mm判換算52.5mmの画角はほんの気持ちだけ広い感覚なので、うーん、広角はいらないかもしれない。あるいは、やっぱり15mmくらい広いほうが景色を収めるには都合がいいのかも。

そうなると、明るい標準か中望遠になる。ただ、シグマの30mm F1.4はDA 35mm F2.8 Ltdより若干広くて、どうなんだろう、というのがある。DA* 55mm F1.4はいつかはつかってみたいレンズで、80mm付近という中望遠の画角もさることながら、明るいのがいい。

FAシリーズはよくもわるくも趣味の一品というか、コレクターズアイテムに近い感覚なのでよくない気がする。実用的な価値はもちろん感じているけど、それ以上に「揃えたい」気持ちが勝ってる。これはよくない。破産の訪れを意味する……。

ただ、いまは広角はいいかなあ、とおもっているけど、これから環境が変わっていくうちに、求めるものが変わるかもしれない。野鳥撮影に目覚めて、超望遠が欲しくなるかもしれないし、昆虫撮影に目覚めて望遠マクロが欲しくなるかもしれない……。

そもそも機材選択でこんなに悩むのは、カメラやレンズに求めるものが、ある意味でまったくないからだ。確固たる目的があってそのためにカメラを用いているというより、まずカメラを持ち出すことで自分の目が見るものを広げたいからなのかもしれない。

いまのカメラとレンズは使いはじめて1ヶ月ほどになるけど、既に愛着が湧いていて、感謝のようなものも覚えている。あらゆる意味で自分の視野の狭さを思い知らされ、またカメラによって視野が広げられつつあることも感じている。そういう変化だとか高揚感を味わいたい。

道具それぞれに得意とするものや特質があるだろうし、それを最大限引き出した上で、あらゆるものをあらゆる道具で見ていきたい。

ああ、うん、だから、けっきょく、好きなやつを買えばいいんだけど、そもそも好きになったものをリストアップしたうえで、じゃあ、どれからいこうか、っていうところで悩んでるわけで、あーーーーーーーーもうーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!

DA* 55mm F1.4にします。貯金します。買います。買おう。金色のリングかわいい。