ぼくらの

この記事は筆者が見た夢を一人称視点で叙述した内容です。事実ではなく、実際の人物等とは一切関係ありません。

ぼくらの 9 (IKKI COMIX)

ぼくらの 9 (IKKI COMIX)


ぼくらの 10 (IKKI COMIX)

ぼくらの 10 (IKKI COMIX)


ぼくらの 11 (IKKI COMIX)

ぼくらの 11 (IKKI COMIX)

「ぼくらの」の原作、9〜11巻を買ってきた。

うまく言葉にできない。一体、アニメと漫画、どちらのほうがより救いがあるのだろうか、と考えてしまうけど、きっと程度の問題でしかなくて、どちらにも救いはない気がした。

アニメも漫画も、どちらも精神力を削られるということは間違いない。

ただ、アニメだと「時空の剪定が進まなかったら、また同じ時空が戦いに巻き込まれる可能性がある」という説明がなかった(とおもう)ので、コエムシが執拗に戦いを進める理由が見えず、単なる下衆にしか見えなかったのに対して、そういった説明がなされた漫画では、いくらかコエムシにも救いのある(業を背負う)形になっていて、ウシロ戦はとてもおもしろかった。「同じ喪失感を共有することになるとはよ」っていう台詞が印象的。

けっきょく、「ぼくらの」地球でゲームに参加した人は残らず死ぬ(コエムシ == マチの兄貴も)形になって、これはこれで綺麗な形なのかもしれない。