SONY Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZAとSONY FE 28mm F2を買った

 

PENTAX K-1とFA 31mm F1.8 AL Limitedの買取価格がどんどん下がっているのと旅行が控えていたのでこの機会に下取りに出し、これらのレンズに買い替えた。

Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZA

既にSIGMAの50mm F1.4 Artを買っていたので若干迷ったけれど、SIGMAは大きすぎるし旅行に持っていくのはきついので小さいやつをと思いこれにした。

SIGMAと比べると寄れないし半段暗いけれどさほど気にならない。建物とかを撮る時にはいずれにせよF2.8くらいには絞るし最短40cmか50cmかというのはあまり大した差ではない。

また5mmだけど若干長いので最大撮影倍率についてはそんなに悪くなっていない。

旅行に持ち出して撮った限りにおいては50mm F1.4 Artに遜色は感じない。むしろこのハンドリングの良さでこの写りか! とけっこう感動した。ボケも綺麗。

とうとう50mm近辺を買い足すような人間になってしまったか……という気持ち。

FE 28mm F2

FA 31mmを手放すことから付けっぱなしにできるようなレンズをと思いこれも買った。

FE 16-35mm F2.8 GMと被るけれどF2と明るいこと、圧倒的に小さいことが決め手になった。

旅行では意外と16-35mmの超広角域がほしいことが多かったのと意外とそんなに付けっぱなしで苦にならなかったこと、28mmでF2の明るさがほしい場面がなかったので撮った枚数は一番少なかったけれど、そのハンドリングの良さと明るさ・写りはFA 31mmの跡を継がせるのに申し分ないように思う。

歪曲がけっこうあるみたいだけれども、Lightroomで十分補正できる。それより色収差が目立ってこっちのほうが気になるけれど、まあこれもLightroomで補正できるしFA 31mmでも気になったので明るい広角レンズの宿命だと思って諦めることにする。

撮る枚数は最も少なかったけれど55mmで撮っていてもっと広い画角をと思いFE 16-35mm F2.8 GMで28mmを選ぶことが多かったことから、自分の中で広角をと考えた時の標準がこれくらいにあることがわかる。

旅行のすべてをNotionで整理したらすごく良かった

フィンランド、エストニア、ラトヴィアを旅行するにあたって諸々のタスク管理やメモをNotionでやってみたらとても使いやすかった。

タスク

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Notionはページを作る時にいくつかのテンプレートから選ぶことができて、その中にTrello風のカンバンもある (すごい)。

タスクにはリッチテキストで説明を書くこともできる。ここは他のページで使えるマークアップがすべて使えるのでスムーズに使える。
TrelloはMarkdownのサブセットみたいなものが使えるけれど癖があるしテキストエリアが小さいしであまり使い勝手はよくなかった。

タスクにはPropertyが追加できて、たとえばIn Progressみたいなラベルだったり期限だったり。自由に追加できてそれで絞り込めるので、タスク管理のためだけに使ってもよいくらいよくできている。

国ごとのメモ

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ページの下へさらに子孫ページを作れる。今回は複数国をまわるので各国の気候とか交通手段のメモとかをそれぞれの国のページに書いていった。

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子ページを作るとサイドバーではこんな風に階層構造が作られる。

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さらに親ページには自動的に子ページへのリンクが追加される。これは地味に便利。

バウチャー類

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バウチャー類はGoogle Driveのドキュメントカメラでスキャンしアップロード、それをNotionに埋め込んだ。
自分にだけ公開しているドキュメントなので灰色になっているけれど公開ドキュメントだとプレビューされる。

持ち物リスト

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チェックリストも作れるので持ち物リストページも作った。

Notionでは折り畳みリストが作れて、これがかなり便利。他のツールでなかなか無いけれど、これがあると階層構造のリストを折り畳んですっきり表示できる。

カテゴリごとに折り畳みリストを作り、その子リストとしてチェックリストを作る、ということができてたいへん便利。

オフライン

特にヨーロッパは至るところでWi-Fiが飛んでいるし、フルキャリアだと機内のWi-Fiサービスが提供されていたりして完全にオフラインになることはほとんどなかったけれど、それでも電波状況が悪いということはある。

そんな時でもオフラインでちゃんと表示できるのはドキュメントツールのアプリとしては当たり前ともいえるかもしれないが、ちゃんと動いていてよい。

Notionは便利

リッチテキストエディタの完成度の高さ (非CJK圏で開発されているのにAquaSKKがまともに動く!!!)、豊富な機能を無理なく統合したデザインの美しさ、などなどNotionは本当によくできている。

ナレッジベースやタスク管理などなにかしらに大小様々なストレスを抱えていてなにもかも作り直したい! とずっと考えていた自分からその煩悩が消え去るくらいにはとても気に入った。
少なくとも自分がそういうツールを作るならNotionはすべての面で越えたい、そう思わせるくらいとても素晴しいサービス。

あまりによかったので特に機能面では困っていないけど個人の有料プランに入った。

ラトヴィア #3, 帰国

早いものでもう帰る。

朝、旧市街のウール製品を扱う店によってお土産を買う。

www.hobbywool.com

空港へ向かうバスの時間に余裕があったのでぶらりと歩きながらバス停を目指す。

 

フィンランドもエストニアもラトヴィアも、地理的には近いけれどそれぞれ少しずつ建築様式や人口密度などが違い、特にエストニアとラトヴィアの国境を境に文化的にとても大きな違いがあることに気がついた。

知識としてフィンランドとエストニアは民族的にも地理的にも近しいといったことは知っていたものの、実際に降り立って見てみると陸続きの国同士でこんなに変わるのかという驚きがとても大きい。

すなわちロシアとの文化的宗教的な繋がりが濃く見えるフィンランドとエストニアとドイツの影響が残るラトヴィア。一方、国民の割合的にはラトヴィアが最もロシア系の国民が高い割合を占めているというのは、非常に興味深いと思う。

 

https://www.instagram.com/p/BoEIz3QhaZN/

 リガ国際空港の保安検査場前のガイドがなかなか洒落ていた。

 

妹に頼まれていたお土産をヘルシンキ空港で買いtax refundを受ける。

前に並んでいた人が後ろの夫婦 (日本人) に「ちょっと外れるけど場所とっておいてね」と言い残し去り、しばらくして戻ってこようとすると夫のほうが「ちゃんと並べ」と言い、相手は「奥さんのほうにちゃんと言ったでしょ」と言う。

この人の行動はともかく、はいともいいえとも返事しなかった夫婦が事をややこしくしたなーと思いながら見ていた。

自分はこんなに達者に英語を喋れないのでなにかあったら泣き寝入りするしかないなーと思って見ていた。

 

帰りの飛行機はやけに眠くてすぐに寝たけれど深く眠れもせず、しかし目が冴えてしまい、けっきょくのべ1〜2時間くらいしか眠れなかった。

まあ飛行機だからこんなものかとも思う。

 

京都に着いたら寝惚けて財布を落としてしまい、慌てて清掃中のはるかの車両に戻って探させてもらい、無事に見つけた。危ない……。

家に荷物をおろしてからお腹も減っていたし日本食が恋しかったのでラーメンを食べて昼寝した。