この記事は筆者が見た夢を一人称視点で叙述した内容です。事実ではなく、実際の人物等とは一切関係ありません。

先週の金曜日は東京。ふんわりした一日。夜は普段あまり話せない人たちと出かける。楽しかった。

一泊して土曜日は東京を見て回った。目的地が開くまで時間があったので麹町のスタバで朝食をとりながら本の続きを読む。続きが気になるので危うく長居しそうになる。

四ツ谷駅まで10分ほど歩いて地下鉄で西新宿まで。リコーイメージングスクエア新宿を見てきた。意外と小さい。ギャラリーを見て帰った。

折り返して新宿御苑に行く。新宿門まで来たらかなり人がいて驚いた。京都御苑のようにまばらだと思っていた。発券されたチケットにはQRコードが書いてあってそれを改札機に通すようになっていた。財政に余裕のある自治体は設備の入れ替えもやりやすいんだろうな。

新宿御苑は京都府立植物園に似て育てている植物のテーマごとにいくつかのエリアに分けられていた。新宿門の近くのコインロッカーに嵩張る荷物を預けて高い木々を眺めてまわる。イスラエルだったかそのあたりの品種だったような。

日本庭園のほうを目掛けて歩いてまわる。やはりスケールの大きい植物園という印象は合っている。少し紫陽花も咲いている。

中央あたりの芝生には家族連れをはじめとしてたくさんの人たちが寝転がって思い思いに憩っていた。のどかで新宿だということを忘れるくらい。

このまま南の千駄ヶ谷門から抜けると北参道に近いので寄りたいところへアクセスしやすいからこのまま向かおうと思い歩き出したはいいものの、千駄ヶ谷門まであと300mという看板を見て荷物を預けていたことを思い出して新宿門まで戻った。

新宿四丁目から地下鉄に乗ったら急行で北参道を過ぎて明治神宮前で降りることになった。めちゃくちゃなことばかり起きる。

行きたかったところに寄り道して表参道までタクシーを使った。暑いし荷物が重くて疲れたし、もはや車以外に待ち合わせの時間に間に合わなくなったのでお金で解決することにした。

2年半ぶりの友達と会って少し話をした。

最後は、前から行きたかった恵比寿の香り家で蕎麦をいただいて新幹線で帰る。土曜夕方の恵比寿は人でごったがえして疲れた。

1ヶ月くらい東京に居たとき、宿泊先から恵比寿まで30分くらいかけてよく歩いてやってきた。雨の日もあったし曇りの日もあった、晴れの日はあまり印象にない。昼間を見たし夜中に恵比寿駅から歩いて友達の家まで歩いた。いくつかの天気や時間を思い出すことができたら、その土地に思い出を持っているといえるだろう。自分は恵比寿に思い出がある。

人と話したい気分が高まっている頃にちょうど金土と人に会う機会があってよかった。多少の緊張感を持つ相手のほうが話して楽しい。緊張感を持たない・持てない人が相手だとおざなりに話を聞き流したり、何も話を振らなくてもいいかと思ってどうでもよくなる。

緊張感というより単に興味のことかもしれない。ごく身近な人に興味関心を失ったのかもしれない。ありそうなことだ。