「よくするにはどうすべきか」という話し合いをするときに持ち寄った意見はどれも「これはよい」と信じられていることは当たり前で、「それはよくない」とか言い出すと「いやこうだからいいんだ」とか砂かけ議論にしかならない。話し合う人たちの知性が著しく低いとかではなくて、話し合い方がよくない。

「よいアイデア」を選ぶとき、「よいかわるいか」ではなくて、別の軸を持ち込まねばならない。「お金がかかる」とか「時間がかかる」とか。「よいアイデア」は性質で、性質をもつものを定性的に比較して選ぶことはできない。だから定量的に比較しなければならない。というかそうするしかない。

性質を定性的に比較して選ぼうとするの子どもの喧嘩であり、殴り合いであり、なんら有益でない。

といったことを考えながら、リーン・スタートアップとは子どもの喧嘩を脱出しようという話だったなあ、といったことに思いを馳せていた。