この記事は筆者が見た夢を一人称視点で叙述した内容です。事実ではなく、実際の人物等とは一切関係ありません。

池に石を投じるイメージを持つ。

音も立たずに沈んでいくかもしれない。立ち上がった波はやがて鎮まって元の凪がやってくるかもしれない。

しかし、石を投じれば中の魚は驚いて逃げるかもしれないし、さざめき立った波が水面の葉を運ぶかもしれない。

そういった小さな変化が無意味だと諦観しきることなく、ひいてはより大きな波を起こすきっかけとする執念も捨て置かぬように、と思う。

それはたった一言を誰かに投げかけることかもしれないし、どこかへ行くことかもしれない。

少しずつ小さな波を起こす成功体験を集めて自分を諦めさせないように。