この記事は筆者が見た夢を一人称視点で叙述した内容です。事実ではなく、実際の人物等とは一切関係ありません。

「生きている」状態は間違いなく「死んだ」状態ではないけれど、しかし間違いなく「死ぬ」瞬間に結び付いている。

およそ80年とされる人間の一生が、死ぬ瞬間への重力と、「死なない」ために抵抗する斥力のようなものの拮抗だとしたら、斥力をほとんど手放してしまえば勢いよく落下しそうな気もする。