ダイアリーが好きでブログが嫌いなのは、ブログは誰でも書ける上にむこうがわにいる人間が誰であるかが蔑ろにされていて、ダイアリーはその人にしか書けなくてなおかつその人が書いていることをはっきりと意識しながら読むからだ。

iPhoneにどんなアプリをいれている、どんなカスタマイズをしているかなんてググれば星の数ほど出てくるし、なにかトラブルに見舞われたときの対処法だってすぐ見つかるだろう。でもその記事を書いた人がどんな仕事をしている人だとかということを意識するだろうか?

でも、たとえば、iPhoneを買いにいく途中でこういうことがあったとか、ドキドキして眠れなかったとか、このアプリでこんな風に遊んで夜更かししたとか、そういう内容を読むときに、どんな人が感じたのだろうか、ということを意識しないことはないだろう。

どちらがより優れているとかという話ではなく、けっきょく好き嫌いの話であり、おれは趣味 (コードを書くこと) がブログと相性がよいのでそれに関する内容も書きたいのだけど、いわばプライベートな空間、ATフィールドの内側であるダイアリーにブログという面を持たせると、無理矢理に空間が開かれてしまうので技術などの指向性のある内容は完全に切り分けている。