2016-07-03 ■ もう五年も経つ。そんなに楽しくもなさそうなこと、どうして長い間忘れずにいるのか不思議だったけれど、少しわかった気もする。突き刺さってしまっているのだと思う。時間も酸いも甘いもすべて貫いて。刺さった棘にも似ているが少し大きい。10年と聞くと途方もないように思えたのもいつのことだか、もう半分までやってきた。抜けるか当たり前になるか、それはいつなのか、やってくるのかもわからないが、その時が来れば奇しくも30になる。 いずれにせよあらゆる意味での節目となるのだろう。