小さなガレージみたいなところで凛として時雨のライブを見る。

終わったあと楽屋みたいなところで打ち上げ (?) しているとピエール中野とTKがテーブルをまわってくる。

ピエール中野から「北嶋くんから話があるって」って切り出されて、TKが「実は凛として時雨をやめることになって……」と言う。

動揺してテーブルの人が「えっ?」とか口にしている。

「耳のこととかあって……」みたいなことを言っている。「(345と) 2人で続けるんですか?」と聞く人がいたけど「それはまだ未定」と言われる。

朝、起きて顔を洗ったり支度を整えて家を出る。予定もない休日の午前中に家を出るなんていつぶりだろう……。

烏丸駅まで歩いていき、途中で前から行こうとおもっていたカフェに突然出喰わしたので遅い朝食、早い昼食にする。トマトと厚切りベーコンのリゾットは限界空腹だが寝起きでいたわるべき胃腸に配慮の行き届いた TPO すべてが満点の選択だった。

食べ終えて烏丸駅で特急を待っていると「この電車は前後2つのドアが開きます」というアナウンス。おや、と顔を上げると種別標には快速特急とある。週末に早起きするとよいことが続くものだ。梅田行きなのでかなり空いていたのも嬉しい。

十三で降り、端の京都線からもう一方の端の神戸線へ乗り換える。進行方向向かって左側のロングシートに座って右側の車窓を眺めながら、神戸はほんとうにすぐそこまで山が近付いているなあと実感する。

三宮に来たのはちょうど1年前、日付が変わる前にフェリーに乗ったときだった。何度来てもこの国道の交差点で方角を確かめるのはむずかしい。

港に向かう道筋から東にそれてパトリックラボ神戸にやってきた。難波や梅田のほうが近いけど品揃えはここがよさそうだったので足をのばした。

いくつか試し履きさせてもらってスニーカーを買った。3年半前に買ったスニーカーのソール、かかと部分に穴があいてしまったので、来週末に出かける予定に合わせて買い替える目的は果たされた。

店を出ると小雨が降り出してコンビニで少し雨宿り。出かける前に折り畳み傘を持つか悩んでやめたのが仇となった。折り畳み傘なのだから持ち歩かなくてどうするんだと思うけれど、荷物は軽いに越したことはないので、できれば持たずに済むとよい。

しかし雨宿りのため立ち往生するくらいなら持てばよかったし、これからは持ち歩こう。

帰りはJRにする。新快速も三宮からなら空いているはずで、実際、座れた。大阪から座れた試しはない。

本当は神戸のあたりを見て写真を撮ってまわろうかとおもったけど雨雲がまたやってきそうだったので断念。

京都に戻り、来月ポケモンが出るからそれにあわせて3DSを買おうかとおもってヨドバシに来たが、まだいいかなと思ってやめた。

烏丸御池に戻って夕食をとることにするも、あてが外れていつものところに戻った。試しにクロックマダム (クロックムッシュに目玉焼きをのせてある) を食べたら実にジャンキーでおいしかった。焼きたてのホットサンドは格別。

午前から歩きだすと一日が長いし、心穏やかに夜を迎えられる。自堕落に過ごしてしまうと暗い気持ちになってしまう。自分が悪いんだけど。日もますます短くなるので、行動を早めないとあっという間に日の光に触れられずに過ぎ去ってしまう。

あらかじめ予定を決めておくと朝から行動できることがわかったけど、予定のない明日はどうなるだろう。

ずっと懸念だった人前で話すイベントが終わってほっとしている。人前で話すことはそれなりに場数を踏んできて慣れているつもりだけど、いつになく気負ってしまってくたびれた。

いい発表にしようと思って、実際にいいものになったんじゃないかなと、反応を伺ってみて思うけど、しかしこんなに疲れるのは初めてだし、割に合わない。
もうちょっとうまくやりたい。


家の MacBook Pro を macOS Sierra に上げた。キーボードのリマップに使っていた Karabiner が対応しておらず Karabiner Element を使っているが、SandS ができなくて日本語を打つのも一苦労。

それとは別に最近、Ulysses というアプリをつかってメモをとるようにしているけど、これと AquaSKK の相性が悪くて特定の条件で必ずクラッシュしてしまう。

そういったことがあって AquaSKK をやめようかなと思う一方、日記を書いたり、普段から日本語を書いているし書くことが好きだから、もっとたくさん書けるよう慣れた IM を使いたいし、それは生産的であってほしい。

なによりソフトウェアエンジニアとしてせめてバグレポートを送るくらいの貢献もせずに乗り換えるというのは、なんというか間違っている気がする。


めっきり涼しくなったのでこの前、ひさしぶりに植物園へ出かけた。

今の時期はとりたてて鮮やかということもないけれど、真夏のあの狂った日差しと熱気の名残がどこかにあるような、そういう空気が漂っている中で落ち着いて眺める草花たちは、季節と共に移ろう太陽光のせいか違って見える。

あんなに終わってほしいと思っていた夏がようやく終わったと思えばもう10月で、すぐに寒くなって寒椿が咲き、梅が香り、やがてまた桜が咲きはじめる。

そんな循環が怖くて寂しい。いまこの瞬間の季節を、時間を好きになったとしても、また巡ってくるか不安になる。二度と同じ季節はやってこない気がする。二度と同じ季節を好きになれない気がする。


姿勢が悪いのか、右手親指が少し痛い。腱鞘炎になったらいやだなあ。

仰向けになって重力に逆らいながらスマートフォンを片手で操作するのがだいぶよくないと思う。

小指を骨折して思ったけど、何をするにも手って大切だ。五感のすべてが集っているような気さえする。


最近まで仕事が楽しかったので、やりがいとか気持ちの充実感みたいなものをそれに任せきりでいたけど、やっぱりよくなかった。いまの自分の立場では仕事というのは外的な要因を取り除けない。

自分のモチベーションは完全に内側で燃やさないといけない。自分に言い訳を与えてしまうし、自分がなにもかもうまくやれているときに他人の・よそのせいで台無しになるのは絶対に避けないといけない。
楽しむためにやることが嫌な気持ちで潰えてしまうようなことはあってはならない。「楽しもう」と思えなくなってしまう。嫌いなことは増やさない。

それにあんまり他人に横槍を入れられてしまっていると、そのうち人殺しになってしまうだろう。

Padrone Chukka Boots

https://www.instagram.com/p/BKZaiWLjB7l/

PADRONE | パドローネ» Blog Archive » CHUKKA BOOTS with SIDE ZIP / BAGGIO

Padrone のチャッカブーツを買った。チャッカブーツとは:

チャッカブーツ、チャッカーブーツ(Chukka boots)はくるぶし丈で2~3組の紐穴を持つ革靴である。

チャッカブーツ - Wikipedia

……とのことらしい。

漠然とチャッカブーツを探して買ったわけではなく、Padrone のこのモデルが欲しいと思って指名買いしたのでチャッカブーツがどんなものかよくわかっていなかった。

もともとブーツがほしいと思っていたし、シャツが好きなのでレザーのブーツを合わせると雰囲気が変わってよさそうだと思って、しばらく探していたもののあまりいいものを見つけられずにいた。

どうにもシルエットが好きじゃないブーツが多くて決めあぐねていたけれど、見つけたこれはすぐ好きになった。
厚底でぼってりしたシルエットは身重に見えて好きじゃない。このチャッカブーツは爪先が少し反っていて軽やかに見える。

買うとき店員さんに「革製品がお好きなんですね」と言われた。ホースレザーのショルダーに、キーケース、そして財布。
ついこの前にレザーのキーケースを買って「手入れが面倒そうだな」って思った気がしていたけれども、それも前のことで知らないうちに増えていた。

まだ手間だなと思うし手入れを始めるには腰が重いけれど、いざオイルを塗り終えると不思議と愛着を感じるくらいにはなったみたい。