この記事は筆者が見た夢を一人称視点で叙述した内容です。事実ではなく、実際の人物等とは一切関係ありません。

だいぶ前に呼んだ本を読み返す期に入った。

この著者の文体は脚注が多くてちょっとくどいけど、現代の若者が書いた日記だと思って読むとこんなものかと思うし、時代性が出て味があるかもしれない。

安楽椅子探偵ものとして進むけど真相がどうなのかははっきりとは示されない、おおむねこういうかんじだろうという示唆はある。

それよりも3章で1章が再度紐解かれ、見え方が一変するところが、ありものの素材を調理法で工夫して多彩な料理を作るみたいなミニマルな技巧が見えておもしろい。