日曜日

この記事は筆者が見た夢を一人称視点で叙述した内容です。事実ではなく、実際の人物等とは一切関係ありません。

土曜の夜は遅くまでコード書いていたので気がついたらいい時間だった。それから寝たので起きるのも遅くなった。

紅葉でも見に行こうかなと思って北野天満宮のもみじ苑を調べたらもう終わっていた……。忙殺されているうちに毎年楽しみにしていたイベントを忘れてしまうなんて悪循環極まれり。
思えばここから調子が狂いはじめた。

すっかり日が短くなってきたので、いつもはパンを買ってきて家で食べてから出かけるけど、その時間も惜しい気がして外で食べることにして家を出た。

いつも行かないところにしようと思って出かけたはいいものの、あてがひとつふたつと外れてしまい、悩んで行き馴染みのところにした。
おいしいからいいけど、Google Mapsによると2週間ぶりらしい。ちょっと行きすぎている。

無事にお昼をいただけたけれど、混んでいて時間がかかり結局家で食べてから出かけるくらいの時間になってしまった。

最近京都御苑に行ったし、この時間から貴船や南禅寺に行っても混んでるよなあ、などなど悩んだ末に宇治に行くことにした。

とにかく散歩することにしたら、紅葉のこととかいろんな残念なことを忘れられるはず。

そう決めてからは不思議と心にもゆとりができて、三条駅で特急まで15分くらい待つのも苦じゃなかった。中書島までとはいえ特急に乗りたいから快速急行のロングシートは物足りない。

宇治に着いてから特に何も決めていなかったので堤防沿いに三室戸まで行って帰ってきた。堤防の工事をやっていて、思いの外に川が近かった。
堤防にベンチがあってそこで楽器の練習をしている人を見かけたことがあったと思うけど、見当たらなかった。

宇治川の広い堤防からの眺めは実家のまわりをよく思い出す。橋の下で花火したな、とか。

宇治駅のあたりまで戻って、信号を渡って源氏物語ミュージアムのあたりまで歩いた。日は落ちてすっかり暗く寒くなり、行程だけ振り返ればなんとも寂しいけれど不思議と楽しい。
道を歩くことほど刺激に満ちていることはない。

橋の上では観光客っぽい二人組が真っ暗な中、スマフォで写真を撮っていた。

折り返して宇治駅に戻り、京阪で祇園四条まで。四条河原町でスーツを買った。大学入学の時に買ったスーツは引っ越しの時に捨てたので、妹の結婚式用に買わねばと思っていた。

安いやつにしようかと思ったけど18,000のものと28.000のものだと明らかに生地の触り心地が違うし、冠婚葬祭いろいろあるよなと思ったら償却できるでしょと思い、28,000のほうにした。

後悔はないけどHTC U11を買ったばかりなので大きい出費が続いて厳しい。出費は昇給でカバーがモットーだけど、さすがに今月は控えようと思った。