この記事は筆者が見た夢を一人称視点で叙述した内容です。事実ではなく、実際の人物等とは一切関係ありません。

人間に与えられる能力値は各人で基本的に同じだと思っている。100の経験値をいくつかの能力にふりわけるイメージ。

そういった意味で人間は平等であるのかもしれない。

一方で能力への割り振りは自由意志のもとに行われるとは限らず、そういった意味では平等といえないのかもしれない。頑として求められる能力がある世界において、それを欠かした状態をもたらされるということがあるのは不平等かもしれない。

同じように、ひとりの人間が一生のあいだに抱える幸福や試練の総量も等しいと考えている。だから、ため息をつく度に幸せが逃げる、だなんてことはまったくないと信じている。

すべてはバランスなのだ。