この記事は筆者が見た夢を一人称視点で叙述した内容です。事実ではなく、実際の人物等とは一切関係ありません。

また、「好きなもの」を軸にした人との関わり合いはあまりむいていない気もしている。たとえばプログラミングなどは技能の一種であるから、知識の豊富さといった客観的なパラメータで情熱を測れるけど、どんなバンドが好きだ、みたいなのは「好きという気持ち」という主観的なパラメータしかなくて、自分はとても意地っ張りなのでほかの人より好きなものへの情熱で劣っているとおもいたくないから、必然と「好きだ」と言っている人間のことはなんとなく気に食わない。これが、たとえばどれくらいライブにいっているとか、客観的な要素が出てくれば納得できなくもないけど、意地っ張りが過ぎれば「そもそもほんとうに行ったことあるのか?」と疑い出す。

疑いはじめればきりがなくて、どんなに客観的な情報を出されても嘘に見えてしまう。嘘に見えるから信用できないし、信用できないから「おなじものを好きな人」と認められない。

だからプログラミングに限らず、好きなものについて形のある情熱を示すことのできる人しか、どうにも信用できない。