パフォーマーとオーディエンスがお互いに了承している・物語のための物語である・必ず後天的になる存在である、といったあたりが似ている。 (サンタクロースにおけるオーディエンスには親も含む)
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いま履いているスタッドレスは2021年に買ったもので、ちょうど3年が経過したことになる。来週、サマータイヤに履き替えるので次で4シーズン目ということになる。
安さ重視で16インチの社外ホイールと併せて買ったけど、正直見た目が好きじゃない。ホイールが小さいのもそうだし、サイズの関係でかなりツラウチになる。
車高を上げればラリーカーっぽい雰囲気が出てそれはそれで良いのかもしれないが、純正のままだしエアロをつけて見た目の重心も下がったので逆行している。
今の調子だとMAZDA3のMSR仕様が出たらおそらくそれに買い替えるであろう、そしてそれは早くて来年以降だろうと考えているので、そのタイミングでスタッドレスも買い替えたい。
悩むけどやはり見た目は18インチが無難に納得できるだろうと思う。ホイールは吊るしのまま、シーズンごとにタイヤだけ履き替えかな。
そして欲を言えば車検のタイミングまでにMSRが出て買い替えられると最高だけど、はたして……。
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Vivaldiを使いはじめて追加の拡張とかなしに設定できるので広告ブロッカーを有効にした。
功罪あるものの広告が様々なサイトの持続に貢献するということは理解しており、多少の不便も許容するつもりで暮らしてきたが、昨今の広告はブラウザの履歴をハイジャックしたり、ブラウザの制約をくぐり抜けて意図しない音声や動画の自動再生を試みたり、さすがに度を超えていると感じていた。
基本的にこうした広告形態を考案し媒体側にろくな説明もなく導入する配信サービスが悪いと考えているが、けっきょく媒体にどんな広告を出すかろくに運用も批判もしない媒体管理者も同様に愚かさという罪を負っているので、広告ブロックもやむなしとした。
よく見ていたあるサイトへ、ブロッカーを有効にしたあとで訪れてみると「広告を表示してもらえるとうれしいです」というモーダルが出るようになり、それ以来見るのをやめた。 そのブロッカーの存在とそれを利用する人々を認知しておきながら先に挙げたような広告を出しているということは、その存在を容認していると解釈でき、それは相容れなかった。
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ブランド製品を買い集めるという趣向について長らく理解できていなかったが、コレクションとストーリーへの共感という軸がおおまかにあるということを知りつつある。
コレクションという側面はわかりやすいし、自分も持っている趣向。
入手が困難なものに労力を割いて得た達成感だけではなく、自分のワードローブを作り上げていく内に向いた意欲もある。
レンズ交換式カメラのレンズをどう選んでいくかにも似ている。
よくある「無人島にひとつだけ持っていくなら何?」のより制約の緩い問いに対する答えを出し続ける作業がそれで、野球やサッカーが好きな人なら自分が考えた最強のチームや打線だろう。
別に他人と競い合うわけでなく、とても過酷な選択をあえて自らに強いて審美眼を鍛え続ける、言わば筋トレのようなもの。
自分にとっては色選びがそれにあたるかもしれない。
無難な選択を避けつつ、他人に一定の共感が得られる程度に攻めて、しかし自分のコレクション全体として調和をとる……そういう己との (己のコレクションとの) 内なる駆け引きがおもしろい。
そういった意味では、本当に自分の好きなものを好きに選んで流行とは無縁に暮らすという生き方よりも、ほどよく流行りを知りつつしかし共存を図ってバランスをとるというのも、存外に自我のある暮らしかもしれない。
フリース
なんやかんや6年前に買ったHaglofsのフリースが部屋着にミドラーに活躍してくれているなあということに気がつく。
ニットっぽい生地で品があるので外で着てもよい。部屋で着てそのまま上着を羽織って外に出る、みたいなことをよくやる。
服を買う期に入っているけど、ふと何年も付き合いがあるなあということに気がついたので感謝をこめて記す。