友情は揮発性

自分より友人たちのほうが交友関係も広く、あるひとりの友人が自分を占める量や重さみたいなものは、ある友人が自分に抱くそれよりも多いから大切に思えるけど、でも友人たちにとって自分は数ある中の一人くらいでしかないだろう、みたいな認識がずっと拭えない。

これは特定の友人を思い浮かべているわけでもなく、友人たちはみな自分より交友関係が広いだろうと思っている。

接触してから時間が経つほどに印象は薄れていって、会えば思い出されるだろうけれど、更の状態で「あなたの友人にはどんな人がいますか?」と問われたらキューの後ろのほうにいる自分は出てこないし、そのうち友人というキューからも弾き出されるんだろうと思っている。

だから友情は揮発する。自分にとっての友情はコミュニケーションが生じさえすれば持続し、SNSでその人の考えや感情に触れて自分も心が動いたらそれはもうコミュニケーションだと思えるので、自分の友情ゲージは揮発しにくい。が、相手からはそう見られていないんだろうと思い込み、だったらこっちも温めておいても惨めだしな……と考え、たまにやってくる大掃除の時に整理整頓してしまう。

特に生産的な考え方ではないとわかりつつ、ただの知り合いですみたいな態度をとられた時の惨めさに耐えられる気がしないので、惨めな思いをするくらいならと不毛な行いに手を染めている。

自分は友達や知り合いにたいしてこちらから連絡をほとんどしない。 友達だと思っている人達は連絡を取らなくてもつながっていて、何かあったときだけ連絡すればすぐに元の関係に戻れると思っていたからだ。

Keep In Touch - ちなみに

ていねいな暮らしの対極

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まちがって水出し紅茶のパックを買ってしまいどうしようかと思っていたけど、いうて水で淹れるかお湯で淹れるかの違いでしかないし、多少の味の見劣りをするくらいならいいかと思い、雑に600mlの断熱ジョッキに熱湯で淹れてパックはそのまま飲み続けるという発想に至った。

食あたり?

明け方 (5:30ごろ) に胃がキリキリする痛みとムカつきで目が覚めた。トイレに行くも特に良くならず、コンビニで胃薬を買ってきて飲んだら胃の痛みは落ち着いて、ほぼ水の下痢をしたらだいぶ持ち直したので1時間半くらい寝直して仕事をはじめた。

しかし午後からは少し頭がぼんやりし、頭痛が出てきた。夕方に早めの夕食 (カップスープ) を摂って痛み止めを飲んで早めに2時間くらい寝たらほぼ快復した。

前日にやや暴食をした自覚があったので食べすぎだと思っていたけれど、食あたりだったのかもしれない。

気温・室温共に高かったのにやけに寒気がしたし謎の頭痛も心当たりがない。ぼーっとしていたのはもしかしたら熱があったのかもしれない。

前日に氷見で刺身定食を食べたのだけれど、それにあたったのかもしれない。

体調不良

YAPC Hiroshimaから帰宅したら体調を崩した。38.5程度の熱が5日程度続いて諸々の状況証拠的に新型コロナウィルスに感染したと思われる。

  1. 2/12に帰宅して23時ごろに喉に違和感を覚える
  2. 2/13は喉に違和感があるものの他に体調不良は見られず単なる風邪かと思う
    • 一応、inゼリーなどを買い込んでおく
  3. 2/14 午前5時半頃に寝苦しさで目が覚め、熱を測ると37.6℃
    • これ以降、プライベートSlackで延々と熱を記録している
  4. 2/15 22時ごろに味覚障害を自覚
  5. 2/18 午後時点で解熱剤を飲まずに36.3℃に落ち着く
    • 2/12を0日目として5日目なので、政府機関などが示している「5日目でウィルスの放出が抑えられる」という期間ともだいたい一致する

2024年時点で特に感染経路の特定などを目的として保健所その他への報告は求められず、基本的に軽症であれば自宅療養せよという方針がとられているので特に医療機関にかかることもせずただひたすら家で寝ていた。

これを書いている時点で空咳と鼻水と若干の味覚・嗅覚障害は残っている。前者ふたつは、花粉症の可能性も考えられるけど花粉症だと例年目が痒くなったり顔が痒くなったりする症状が出るがまだ出ていないので、おそらく後遺症と思われる。

味覚・嗅覚障害はうすらぼんやりとしているというかんじで、おおむね味や匂いは感じとれるが薄い匂いや味や特定の匂いや味が感じにくい。 身近なところだとクナイプのサンダルウッドの入浴剤の香りがかなり感じにくい。またAesopのマラケシュ (香水) もトップノートがかなり感じにくい。

計測した限りでは2/14 (発症から2日目) に記録した39.1℃が最高で解熱剤が切れていると38.5℃程度、効きはじめると37.5℃程だった。 体感では常に38.5℃くらいある気がしていて、実際に計測した値より0.5~1.0℃くらい高く感じた。

幸いなことに咳や頭痛、関節痛などのその他の症状はほとんどなくただ高熱にうなされるだけだった。

また食欲はそこそこ残っていたのも幸いで、ゼリーに加えてスープや味噌汁などであれば普通に食べられたので服薬に困らなかった。

ただ食欲はあれど熱で食べる動作がつらく、空腹感はあるのに食べられないということがあった。

症状が熱だけだったので、常備薬として置いていたバファリンプレミアムをずっと飲んだ。途中で咳が出始めたあたりで常備していた分が切れたこともあり、ベンザブロックYASUMOに切り替えた。 風邪の症状全般に効くのとカフェインを含まないのでひたすら寝るのに向いているだろうという考えがあってのことだったが、結果的には寝付きも気持ちよくなった気がするので良い選択だった。

若干の後遺症は残っているがそれ以外はおおむね回復したといえ、大事に至らなかったのはよかった。また感染したのが初期でなくて今でよかったとも思う。 初期はかなり未知の感染症というかんじで対応も探り探りだったし、自分がこれくらいの症状で済んだのもいま流行っている変異株の特徴と見えるので、初期の株だともっとつらかった可能性もある。

あと一人暮らしでフルリモートワークなので自分の快復に集中できたのも気が楽だった。

ただ、発症から2~3日目は本当に辛くてかなり暖い気候だったのも手伝って寝苦しく、本当に朝は来るのか……みたいな不安に駆られたし、一人暮らしに危機感を覚えたりもした。

一緒に暮らす家族がいないこともそうだし、物理的に近い距離に知人もいないので、何かあった時に自分の身一つしか頼れない状況であるということを改めて認識した。

一番弱っていた時はYAPCの発表準備で部屋がちらかっているからこのまま死んだら気まずいな……とか、広島から帰ってきてすぐに洗車したからMAZDA3は綺麗にできていてよかったな・車が汚いままだと余計に惨めな気持ちになっていただろうなとか、そういうことばかり考えていた。

家族はともかく、知人友人の多い京都に引っ越すというのはまあありえるかもしれないなとは思う。そういう消極的に身の振り方を考えさせられる闘病だった。

右上の親不知を抜いた

だいぶ前に被せものが取れていて歯医者に行かないとなあ、と思っているうちに気がついたら歯が欠けていることに気がついた。

しまいには虫歯が進行して痛んできた気配が出てきたので月曜日に歯医者に行った。

親不知だし割れちゃっているしもう抜いたほうがいいよと言われたのでその場で抜いてもらった。

左下の親不知は数年前にもう抜いてあって、その影響で噛み合う歯がなくなった左上の親不知が下がってきているのでこれも抜いたほうがいいと言われた。

右下の親不知は真横に生えているから抜いたほうがいいけど大変だしたぶん腫れると言われている。

嫌だけど抱えるリスクを考えれば抜いたほうがいいのはよくわかる……。