2022年の思い出と2023年

去年: 2021年の思い出と2022年 - 『言葉を吐く』

↑去年の記事を探そうとして /archive/2021/01 を開いて「……?」となった。

2022年

振り返り

  • Goで書いたCLI類をRustで3つくらい書き直す
    • ×: 忘れていたのと、仕事ではもっぱらGoを使っており、なんだかんだ仕事に必要なライブラリとかを書いていると楽しくなって満足していた
  • 車: 月あたり2,000km走る
    • ○: 月あたり3,000kmペース
  • スマブラ: コミュニティでいつも対戦してもらっている格上の方に3先で勝つ
    • ×: そもそもコミュニティにあまり出なくなった。スマブラは続けている
  • 新たな虫歯発覚を0にする
    • ?: そもそも歯医者にいっていない

トピック

普通自動車免許を取得して、そしてMAZDA3を買って1年が経った - 『言葉を吐く』

1週間かけて2,000km以上の道程をドライブした - 『言葉を吐く』

ゴールデンウィークに京都~尾道、夏に北海道 (帰省)、秋に大分とそれぞれ長旅をした。

また週末にはちょくちょく富山や岐阜まで下道のワインディングを走る楽しみが増えるなどした。

自分の生活が拡張・変化したなあと感じる。事前の想定と違ったのは、本当にただ道を走っているだけで楽しいので車と別の趣味を組み合わせようという発想にあまりならず、まだ走ったことのない道を目指してただ行って帰ってくるだけでわりと満足しがちな点。

食事も、もちろん当地のおいしいものをいただければなお良いけれど、別にコンビニで買ったおにぎりとカフェオレを休憩中に食べるだけで十分なので、何もない山道を走ってただ帰ってくるだけ、というドライブが本当に増えた。

VTuber

車と同じくらいVTuber趣味も去年1年で大きく伸びた。ちょくちょく見てはいたのでファーストコンタクトではなかったし、これといって象徴的なできごともなかったので、本当に謎。

はてなに務めてオフィス通いだった時は、毎日の昼のまかないのメニュー変遷で曜日感覚をなんとか保っていたので、オフィス通いがなくなって、とどめに金沢に引っ越してから完全に失われていた。

一番よく見ているリゼ様の配信頻度が安定しているので「ああ3日経ったなあ」とかそういう感覚が得られている。

2023年

  • 健康な体の維持
    • 筋トレの継続
    • 有酸素運動の継続
  • 東北あたりへ出かける

かなあ。志が低い気もするが、車を買っててきめんに歩く時間が減ったので現状からの差分でいえばそれなりに頑張らないといけなくはある。

とにもかくにも健康が資本で今まで楽しくやってきたので、これを損うといろいろ狂ってしまうので大事にしていきたい。

めでたい日

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000551.000030865.html

にじさんじから新しいライバーのデビューが発表された。 その中に鏑木ろこという名前があった。

えにからは数年前からVTAというライバー養成所を始めており、その一期生でもある彼女の配信アーカイブが数ヶ月前から非公開になっていた。

これまでVTA出身メンバーがデビューする際にも同じ兆候があったが、これまでの例と違ったのは非公開になってから動きのない期間がとても長かったこと。 VTAを退所しデビューを見送ったメンバーの配信アーカイブの取り扱いについて公式な表明はこれまでなかったしこれからも期待できない。

でもデビューした他のライバーと比べても遜色のない、むしろ30分という配信時間をはじめとした様々な制約がある中で創意工夫を凝らす配信が好きだったし面白かった。 デビューしていろんな手札を手に入れて暴れるべき器だなんて勝手に思っていたから、VTAを仮に退所したのだとしても何かしらのかたちで配信やってくれたらいいなと考えていた。

ファンの間でまことしやかに様々な憶測が交わされているのを見たけど閑暇の慰みにもならなかった。

そんな中、唐突なプレリ。7人同時デビュー。ぱっと目に入った名前がVTA生じゃなかったので「今回も違うかな」と諦めかけるなかでもう一度遡ったらあった名前。

養成所時代から配信してリスナーとコンタクトを取れるのは興味深い一方、当然、デビューが確約されているわけでもないからある時のデビューが叶わなければそれきりの関係なんだなと改めて実感する。 でも、だからこそデビューが叶って本当に嬉しいしバーチャルライバー生の続く限り応援したい。

本当におめでとうございます。

2022年買って良かったもの

去年の: 2021年に買って良かったもの - 『言葉を吐く』

Kinesis Advantage 360 Pro

d.aereal.org

個人的に待ちわびていたプロダクト。ペアリングに癖があるけれど、バックライトを切っておけばバッテリが長いこと保つので繋ぎっぱなしで良いかと思い、そうしはじめてからかなり心穏やかに使えている。

基本的にAdvantage Keyboardの無線版という扱いで良い。正直、

ちなみに同じく愛用しているKensingtonのトラックボールの無線版も出たようなのでかなり気になっている。

Kensington、有線/無線両対応となった「SlimBlade Pro Trackball」 - PC Watch

エーモン タイヤ溝ケージ

走行距離が3.5万kmを越えたあたりでそろそろタイヤ交換がちらついてきたので買った。

スリップサインは見えたらもうダメというラインで、それに気付いてから対処では遅すぎるし、かといって十分に溝が残っている状態で交換するのは不経済でもある。

やはり定量的に計測してナンボのものでしょうということで溝ケージを買った。

ピンからキリまであるけれど金属製で揺らぎの少なさそうなこの製品を選んだ。

比較的コンパクトなので据え切りしなくても測りやすいのが良い。

ちなみに溝の深さの単位を間違えて覚えていて「基準が1.6cmなのにもう6mmしかない!!」ってめちゃくちゃ焦ったけど実際は1.6mmだった。

ファーファ 無香料 液体洗剤

洗剤と柔軟剤両方に香りがついていたらうるさすぎるのでずっと使っている無香料の洗剤。

前は熊がプリントされたパッケージだった気がするけど気がついたらプレーンなパッケージに変わっていた。

さらにパッケージが変わっただけではなく、泡立ちと洗浄力が上がったそうで従来製品より少ない量で済むようになっていて地味に得。

Gordon Miller シートカバー

GORDON MILLER コーデュラ フロントシートカバー 耐久撥水加工

雨・雪の多い土地でかつ青空駐車なので天気が悪い時に乗り降りしようとすると雨の吹き込みが気になる。

革シートを濡らしたまま乗るのは偲びないけれど、かといって毎度丁寧に拭くのもめんどう。

というわけで撥水コーティングされたシートカバーを冬と梅雨の天気の悪い時期につけている。

紐でしっかり固定できて、使わない時には丸めておけるので常に車の中に置いておいても邪魔にならないので急に天気が悪くなってきても安心。

Philips ジャンプスターター

ちょっと前にMAZDA3のバッテリが上がってJAFを呼んだことがあった。

ディーラーやみんカラでの話を総合するとMAZDA3・CX-30・MX-30からの世代ではコネクティッドサービスが導入されたことでドアを開閉するだけで通電する仕様になっており、開閉頻度が高くなるとそれだけバッテリ放電量が増えるそう。 それだけが原因かは不明ではあるものの、とにかくバッテリに優しくないことになっているのは間違いなく、自分のMAZDA3はサービスキャンペーン適用済みなのでドアを閉めたあとに通電が止まってスリープするまでの時間が短縮されてはいるので、現状これ以上の改善は見込めないとのこと。

洗車や乗降など、特別変わった扱いをしているつもりはない状況でのバッテリ上がりだったので遺憾ながらこうした事態は引き続き想定したほうがよさそうなのでジャンプスターターを買った。

モバイルバッテリーとしても使える製品なので、バッテリ上がりが起きずとも活躍の機会はありそうなところを見込んでこれにした。

ちなみにその数ヶ月後に受けた車検でバッテリがヘタっていたので交換する (3万くらいした) ことになって、やや釈然としていない。

総括

他にもいろいろ買ってはいるものの、正直、微妙だったなという買い物が多い年だったと反省している。

悪いモノを買ってしまったというより、自分の生活や必要性をきちんと考えきれずに買うという悪いタイプの衝動買いが多かった。

いろいろ整理しつつ、どうしようもなければ中古として売りに出そうかなと思っている。

せっかくのイベントを体調不良でおじゃんにした

17日に友達一行が金沢に来た。昼に寿司を食べ、夜にビールとおでんを食べた。

前日は早めに寝たし、昼に合流したビアバーでは空きっ腹だったので酒を避けてジンジャーエールだけいただいて、と慎重に振る舞っていたにも関わらず夜から若干調子悪くなってきて、2軒目に着いた時には頭痛がひどかった。

特に悪寒などなかったけど帰ってふと熱をはかったら37度ちょっとあって冷や汗をかいた。悪寒はないのになガハハ。

一応、一緒に過ごした友達に伝えて次の日の予定は当日の体調如何によらず欠席することを伝えた。

起きたらまだ頭痛はちょっと残っていたけど熱は上がっていなかったので一安心。

前日まで2週間くらい日付変わるまで仕事していたので普通に体調が限界を迎えていたのかもしれない。労働に予定を破壊されるとムカつく。

Kinesis Advantage 360 Proを買った

kinesis-ergo.com

半年くらい前に発売がKinesisから発表されて以来、心待ちにしていたキーボード。11月に一般発売されてからちょくちょくAmazon.comを見ていたらたまたま入荷していたので購入し、4日くらいでUSから届いた。

modifier stuck, Kinesis Advantage Contoured Keyboard 2, キートップ交換 - 『言葉を吐く』

初代のAdvantage Contoured Keyboardを使っていて、2年前にAdvantage 2に買い替えていた。

初代でだいぶ困ったModified key stuckも起きず、Advantage 2はキースイッチに赤軸を選んだことでしっとり静かなキータッチも手に入り今でも気に入っている。

しかしいかんせんその巨大な筐体がデスクの上で占める存在感は大きいし、分離していたほうがより自分にあった姿勢を取りやすくなるしで無線かつ分離型のKinesisが欲しかったのでまさに理想のキーボードともいえる存在。

過去にKeychronやErgoDoxなどを使ったこともあるけれど、やっぱりKinesisのお碗型のキーポジションが欲しいので代替は難しい。

Advantage 360 ProはProじゃないモデルもあって、分離できるが左右のペアリングおよびPCとの接続が有線になることと、ファームウェアがZMKではなくSmartSetになる。あとバックライトもなくなる。

Bluetooth接続がなくてもそんなに困らなかったと思うし、買う前はZMKかSmartSetかも気にしていなかったし、バックライトもどうでもよかった。 Proじゃなくても良かったと思うけれど、まあ線は無いに越したことはないよなと思ってProにした。

果たしてやってきた360 Proは夢見た通りのキーボードだった。左右独立で、Bluetooth接続できて、Kinesis伝統のエルゴノミクスがある。

事前にはわからず手にしてからわかった点が2つあって、1つは筐体が金属製になって頑丈になって安っぽさがなくなったこと。

初代AdvantageとAdvantage 2は筐体がプラスチックで、実用上問題ない堅さではあるもののちょっとチャちい感じは否めない。

360の金属筐体は特別ゴージャスでもないが、円安も手伝って7万を越えたキーボードだと納得できる程度のクオリティになっている。

もう1つは左右のペアリングの気難しさ。360 Proは、PCとの接続がUSBケーブルであっても、左右のペアリングは常に無線で行われるが、この左右のペアリングがうまくいかないとややハマる。

  • 電源のON/OFFは常に左から
    • プライマリは左のよう
    • 電源を切る操作は入れる操作の逆順だと思い込ん右から電源を切ると ペアリングがおかしくなる
      • FIFOの原則であると捉えるのがよい
  • 左側のモジュールがPCと正常に接続できていないと、左右のペアリングもうまくいかないっぽい?
    • きちんと調べたわけではないので違うかも
  • 左右のペアリングができないとModキーを使ったキーコンビネーションが一切使えないので、Bluetooth接続先の切り替えもできなくなる
    • 360 Proは同時に5つの端末とペアリングでき、ペアリングするチャネルの切り替えをModキーを使ったキーコンビネーションで行う、が……
    • Modキーは右側のモジュールにあるため左右のペアリングができていないと当然このキーコンビネーションも受け付けられない

……といったかんじ。使い始めにはこの癖を掴めなくてけっこう手こずったけど、不安定でランダムな挙動をしているというより推測が難しいややこしい挙動を示すだけなので、理解できてからは不都合なく使えている。

一応、ここらへんの挙動や勝手はScrapboxにメモしている:

Kinesis Advantage 360 Pro - aereal-tech

ほかZMKを使ったカスタマイズが想像以上に便利。Kinesisが提供するリポジトリをforkし、GitHub Actionsの実行を許可すると設定ファイルからファームウェアを書き出すようになるので、Actionsの成果物からビルドされたファームウェアをダウンロード・適用するという手順になっている。

バージョン管理されているというだけでも嬉しいけど、そのうえリマップやレイヤの書き換えをWebアプリのGUI上で行えるのがたいへん便利。 GitHub Appsと連携したSPAになっていて、変更を保存したらリポジトリにコミットされ、承前のGitHub Actionsでファームウェアがビルドされるという仕組みになっている。

Kinesisのハードウェアリマップは便利だけれども、今どんなリマップになっているか・どんなマクロを登録していたかよくわからなくなって手癖で覚えているキーコンビネーションしか使わなくなるのだけれど、GUIで確認・バージョン管理されているとレイヤ機能とか使い込んでみようかなという気になってくる。

forkしたネットワークから他の人の設定も見れるのも地味に良い。

Advantage 2では赤軸で、360 Proではまた茶軸に戻ったのでチャキチャキした打鍵感がなつかしくある。ホットスワップに対応していないので替えるならはんだ付けをやりなおすところからになるけど、まあしばらくは茶軸でも良いかな。

総じて自分の理想に近いキーボードがやってきたのでコードを書くのが楽しくなった。Advantage 2は赤軸の打鍵感が気に入っているし、有線接続のトラブルの少なさは魅力なのでしばらく手元に置くつもり。