オフィスにいる時は午後しゃっきりするために毎日レッドブルを飲んでいたし、なんなら2本飲んでいた。
エスプレッソマシンでエスプレッソを飲んでいたりもしていた。
自宅勤務になってからは買いに行くのがめんどうだしエスプレッソマシンもないのでカフェインまったくとっていない。
たまに口寂しくなる時があるけれど耐えられるので、末期的なカフェイン中毒というよりただの惰性だったことがわかった。
オフィスにいる時は午後しゃっきりするために毎日レッドブルを飲んでいたし、なんなら2本飲んでいた。
エスプレッソマシンでエスプレッソを飲んでいたりもしていた。
自宅勤務になってからは買いに行くのがめんどうだしエスプレッソマシンもないのでカフェインまったくとっていない。
たまに口寂しくなる時があるけれど耐えられるので、末期的なカフェイン中毒というよりただの惰性だったことがわかった。
ついに読み終わった……。Amazonの購入履歴によると2018年9月15日に購入したそうなので、1年半越しに読了したことになる。
綾辻行人の『館シリーズ』はおおむね刊行順に読んでいたけれどこの『暗黒館の殺人』はその長さと暗さにどうにも手が進まず、一旦放置して残りを読んでいた。
つまり2020年5月現在において自分の館シリーズ読書はこの『暗黒館の殺人』をもって制覇したということになる。
一巻の半分くらいで止まっていたところ、最近になって椅子を買ったし本を読むかと思い、重い腰を上げた。1週間ちょいで読み終わった。
長いし暗いしミステリというか怪奇・ホラーテイストが強いし、やっぱり長いので再度読むことはおそらくこの先数年はないであろう……。
しかし結果的には2020年において館シリーズ制覇の最後の小説としてこれが立ったのは結果的にはかなり良い采配だったと思う。
館シリーズでもかなり重要な人物にスポットライトが当てられており、ミステリというジャンルよりかはシリーズそのものを好きな人にとってはとても趣のある内容になっているのではないか。
この物語で館シリーズが一旦閉じられるとしても、さほど違和感はない。
一方、評価はかなり難しい。
まず、暗く、長い物語を読み終えたあとにミステリとしての読後感が薄い。ミステリは謎が徐々に積み上げられ、それが解き明かされていくさま、その理屈付けの巧さを楽しむ趣向があると思うけれど、その起承転結の配置のバランスが悪く感じる。
主な事件は2つで、それらもhow-done-itについては早くに明らかになりwhy-done-itに焦点が当てられる。しかし容疑者の多くは精神状態になんらかの特異な点があったりして、合理的に推し量ることがむずかしい。実際オチを知って考えてみても、筋は通っているがそれを事前に予測できたか = 読者に充分情報が出されていたかというと、かなり怪しい。
自分は別に犯人当てゲームに参加することにさほど情熱的ではないが、ミステリとしての犯人を推測するというおもしろさがまず薄かったのが気になる。
その上で、叙述トリックというべき仕掛けが早くから見え隠れするけれど、それと本編の事件との繋がりは薄く、メタ的な仕掛けにしか見えない。
悪く言えば、怪奇小説としての演出に過ぎない。しかしこの仕掛けのできが悪いかというとそうではなく、これはこれで最後にはすっきり解決するし納得はできる。
最後に、これがかなりつらい点で、ミステリ的な意味での謎も、怪奇小説的な意味での謎も、ほとんど序盤から一緒にいる探偵役が知った顔をしているが、ずっとこの探偵役がワトソン役の主人公に対して告げることで物語を引き伸ばしているという構造があからさまなのが萎える。
いわゆる本格・新本格ミステリとして読むと、仕掛けのための仕掛けという印象が強いし、仕掛け同士の繋がりを物語として補強できるほどのものはなく、そこかしらに手段のための手段が散らばっている印象が強い。「枝葉」といっても良い部分を掘り下られることはまったく期待できず、ただ演出されて終わった。
それでも怪奇小説としてもミステリとしても、あるいは館シリーズの作品としてもそれなりにおもしろいとは思う。けれど、このおもしろが四巻に渡って変わらない濃淡で続いているわけじゃない。
一言で言えば無駄が多いと感じるんだろうな。この長大な話を読んで期待するカタルシスには及ばなかった。
もっとコンパクトで濃密なシリーズ作品もあるので、制覇したいという情熱でもって読む以外にあまり読むとっかかりはないと思う。
在宅勤務になってオンオフの切り替えをより意識するようになった。元々、あまり境界がないタイプで勢いよく仕事を進めて土日や休暇でがっつり休むみたいなスタイルだったけれど、在宅でそれをやると見えている風景が仕事中のものなのか休み中のものなのか曖昧になってきて疲れそうなので、最近は意識している。
大それたことではなく、オフィスに出る時にしていたことは変わらずやるくらいの話。
歯を磨くとか顔を洗うとか部屋着から着替えるとか、そういう基本的なこと。
去年くらいから付けている。ふとした時に好きな香りが漂うと家でも職場でも出先でも気分がリセットされるのが良い。
最近は仕事をする時と休みの時で使い分けている。
仕事をしている時はこっちのシトラス系のやつ。買ったもののなんかワックスみたいな香りがするので変な気持ちになる。大好きではない。嫌いでもないけど。
柑橘系で爽やかなのでなんとなくぴしっとした気持ちになる。けっこう長持ちする。
休みの時はこっち。商品説明にはどちらもシトラスって書いてあるけど、こっちは最初こそシトラスが強いけどすぐにムスクっぽい深い香りがしてくる。
上のやつよりちょっと癖がある香りだと思うけれど好きなのはこっち。落ち着いた香りなので
デオドラント効果があるので耳元とか脇にも塗ったりする。
練り香水は髪の毛の毛先にちょっと揉み込むと振り返る時などにふわっと薫っていいのです、みたいな豆知識を知ってちょっと感心した。
1Kでさほど広くないけれど仕事をする時はデスクでやる、他の場所でしない、ということにしている。
ベッドで寝転がったりリラックスした姿勢のほうが捗るという人もいて、それはそれで良いとは思うものの、捗るかどうかと別に自分はこれ以上自宅に仕事をする時に座ったり触れたり見るものを増やしたくないので、かなり意識的にデスクから離れないようにしている。
オフィスだと気分転換に窓際に行ったり畳に転がれるので良かったなと思っている。
連休はAWS DevOps Professionalの準備をして受験する (たしか今サテライト受験ができるはず)。
日記を書くみたいな内省的なことをしたり、未来の計画を考えると無限に落ち込みそうなので、とにかくゴールがはっきりしていることをやりたい。
本を読むのも良いかと思って、あまりに長くて放置していた『暗黒館の殺人』を読みはじめた。
あとゆっくり古典でも読むかと思い立ち、エドガー・アラン・ポーとアガサ・クリスティの作品をいくつか読む。
この前、水生大海の作品を読んだら現代日本が舞台でだいぶ後味の悪い話 (いわゆるイヤミス) で、普段だと嫌な話だったね、というかんじで一晩寝て起きたら忘れそうなものだけれど、今はちょっと尾を引くかんじ。
古典とか新本格の作品なら純度が高くて余計なことを考えずに読めるんじゃないかと思ってのこと。
自分をどう扱えばいいのか戸惑う日が多い。
つらいことがあって気分を切り替えたい時の手段はいくつか用意していたつもりだけれど、いまは選べない。
普段通りのことをしようとしても、できないだけなので悪いようにしか働かない気がする。ので今まであんまりやっていなかったことなどをしようかと思っている。
家にいる時間が長くなったけれど、家でとれる姿勢って
……くらいで、落ち着いて本を読むとかそういうことがしにくい。
かといって普通のソファなんか買っても場所をとるし、そもそも置く場所がない。
キャンプとか好きな知り合いたちがHelinoxについて話しているのを聞いてふと調べたら想像より安かったので買った。名前は聞いたことあるけれど想像では2倍以上していた。
ちょうど楽天のポイントがたまっていたので全額ポイントで購入。
ポイントの類は人生においてむやみに脳を占有して不合理だと思っているのであまり気にしたいと思わず、楽天カードを契約した時から楽天ポイントをちょっと使いはじめたくらい。
といっても楽天トラベルで貯まったぶんをたまの旅行で良い部屋にするだけで楽天市場では基本的に買い物はしないルールだった。けど、しばらく旅行できそうもないし、と思って使った。
今日届いて一日ずっと座ってスマブラしたりiPadで本を読んだり、などなど。アウトドアチェアって座り心地はそれほどでもないと思っていたけど、けっこう良い。
あと折り畳んでとても小さくなるので、鴨川でホルンを練習する時に持ち出したら座奏できて良いかも。