この記事は筆者が見た夢を一人称視点で叙述した内容です。事実ではなく、実際の人物等とは一切関係ありません。

他人との相互理解という話を考えはじめると価値観とか人種・出身地など変え難い属性の話かとやけに小難しく考えてしまいがちだけれども、もっと一時的で変化しうるものにおいて考えることもできそうだと思った。

 

たとえば「お客様は神様です」というような、接客サービスを提供する側がサービス受給者に対してへりくだるべしという旨の考え方は同じ提供者同士で交わされる限りにおいて「神である」という過激な表現が許されるのであって、立場を越えて受給者がその過激な表現・考え方を振るってよいわけではない、というような。

 

そういった非対称性や、立場の流動性を自覚することの難しさが「コミュニケーションの難しさ」という抽象的な悩みを分解すると現れてくるのかもしれない。