ポケットモンスター サンムーン

この記事は筆者が見た夢を一人称視点で叙述した内容です。事実ではなく、実際の人物等とは一切関係ありません。

発売日に買って3日間遊び通してクリアした。いろいろ感想とか。


最初に殿堂入りときのプレイ時間は20時間くらいでパーティは:

  • アシレーヌ
  • ジバコイル
  • ルナアーラ
  • ジガルデ
  • リーフィア
  • ゲッコウガ

……だった。レベルはだいたい50代後半から63くらい。

難易度

XY, ORAS がかなりヌルいのといわゆるガチの人向け改善が進んだことも手伝って、本編はガチ対戦の前座かつ余興みたいな雰囲気が強かったのに対してサンムーンは本編の難易度がかなり高かったような気がする。

最初の三匹の中でおそらく一番手堅い選択肢だったアシマリ (水) を選んでもだいぶ大変だったので、他の二匹を選んでいたらさぞ大変だったと思う。

特にぬしポケモンとの戦闘がきつかった。ラランテスとの戦闘はにほんばれからの1ターンで「ソーラーブレード」連発でどんどん手持ちが倒されて大変だった。

あとはミミッキュ。呼ばれたゴーストに眠らされて「じゃれつく」でごり押しされて2回くらいリトライした。

イベント戦闘も、後半のルザミーネと挑戦者のククイはかせが隙がなくて苦戦させられた。ルザミーネは手持ちに毒・物理系のポケモンがいなくて、唯一相性のよいレアコイルも特殊技しか持っておらず特殊に硬いポケモンばかりだったので最後はアシレーヌ (水・フェアリー) でごり押しすることになった。

ククイはかせはとにかくカビゴンがきつかった……。手持ちは補助技をほとんど持たないフルアタック構成だったのと格闘技をおぼえているポケモンがいなくてジリ貧からのゲームオーバーも覚悟した。

せっかくの完全新作なのでリージョンフォーム含めてなるべく外から情報は得ずに楽しむことにした結果、どんなパーティでやってくるかドキドキさせられるという難易度の上昇もあって楽しかった。

ちなみに殿堂入りのパーティのうち、アシレーヌ、ジバコイル、リーフィアの3匹が大活躍した。

アシレーヌは水・フェアリーで技の通りが良く素早さの低さもアクアジェットでカバーできて優秀だった。ジバコイルとリーフィアは耐久に優れて特にポケモンリーグでは攻撃を受けてくれているあいだに回復して体制を整えられるなど陰に陽に助けられた。

ジバコイルの「でんじは」とリーフィアの「あまえる」には本当に助けられたし、ククイはかせのカビゴンはジバコイルで麻痺させてリーフィアが攻撃を下げまくってからリーフブレードでごり押しするという作戦でやっと倒せた。

着せ替え

XY で登場して ORAS で非搭載になり、今回復活ということで楽しみだった。当然主人公の性別は女の子。XY よりアイテムの数は減っていそうだけど、そのぶんフェスサークルで染め直しという要素が入って沼ポイントを増やして……と思っている。

南国なのでホットパンツとかタンクトップなど袖・丈の短い衣類が多いし、靴はローファーなどなしでスニーカーやサンダルばかり。品揃え的には XY のほうが好きだった。

しかし頭身が上がったことと戦闘中にもトレーナーがフィールドにいるので着せ替えする楽しさはかなり増したと思う。さりげなくアクセサリに眼鏡が追加されていてかけることができるのはかなり熱い追加要素だと思う。

あと殿堂入りしたあとに髪のカラーにホワイトとレッドとゴールドが足されるのもいい。ホワイトはけっこうおしゃれに見える。

ストーリー

XY や ORAS の滑っているかんじというか白々しいかんじ、説教くさいかんじはだいぶ減ったかんじがする。本当に素朴な冒険譚というかんじでおもしろかった。

そこにうまくリーリエが絡んできて、ウルトラビーストとかルザミーネなどが積み上がっていくかたちで、あくまで近い範囲での冒険譚という体裁が崩れなくて、いきなりなにか変なことを言い出す人たちにふりまわされている、みたいなストーリーじゃなくてよかった。

リーリエも最初ははいはいってかんじだったけれど、最後のほうは愛着というか一緒に冒険してきた仲間と思えたし、髪を切るイベントもベタだけど盛り上がった。殿堂入りのあとにカプ・コケコと戦うというのもよかった。

終盤、ウルトラビーストのごたごた一段落してポケモンリーグへ行くぞという流れからキャプテンやしまキング・クイーンが四天王として改めて招集され、そして初代チャンピオンにかつてポケモンリーグへ挑戦したククイはかせが挑戦をしかけてくるという流れはかなり熱くて、いままでのポケモンの中でかなり燃えるポケモンリーグだった。

金銀以降のポケモンは見知った先輩トレーナーが実はチャンピオンで最後は俺を私を越えていくのだみたいなファザーコンプレックス的な話が多かったけれど、今回はククイはかせの挑戦を受ける立場として新たな伝説を作ったぞという実感が伴って初代を彷彿とさせられた。初代もたった今チャンピオンになった見知った顔のライバルを破るという話だった。

そう、ククイはかせ戦でかかるチャンピオン戦の曲はなかなかに憎い曲だった……。メインテーマから始まって展開しつつサンムーンの曲を織り交ぜてきて本当に憎い。

総じて

リアルタイムで遊んだ新作のポケモンということもあってとても楽しい。いまは図鑑埋めをやっていて73%くらい。対戦はやるかなあ、どうだろう……。

初代を遊んで、いまもまた遊んでよかったと思える新作でした。