この記事は筆者が見た夢を一人称視点で叙述した内容です。事実ではなく、実際の人物等とは一切関係ありません。

というのも、FUJIFILM のカメラで撮った人の写真の雰囲気がよくて、フィルムシミュレーションでちらほら目に耳にしていた Provia とか Ektachrome とかの雰囲気を知りたくて DxO Filmpack 5 を試したというのがきっかけ。

これは確か Ektachrome 100 だったかな……。

こっちは確か Astia 100 だったと思う。

ほかにもいくつか DxO Filmpack 5 を試して現像した。

あくまで DxO 社のシミュレーションであり、また RAW 現像時にいろいろなパラメータをいじっているので完全なフィルムの再現ではないということを頭に置きつつ、しかしそれでもこれらフィルム (のシミュレーション) というのは自分が常用するものではないかなと思った。
たまに使ってみて、あるいは現像するときの方向性に悩んだときやボツを救うときに使うくらいならいいと思う。

でも被写体を見たとき自分の中にあった色とか光のかんじは確かなものですでにできあがっている。それに近づけるためのものではなさそうだった。

こういったフィルムシミュレーションは、フィルムという文脈を持たない自分には合わないのだと理解した。自分の理解を越えてほしくて、決定的になにかを破綻させたいならクロスプロセスとかを選ぶと思う。

Instagram のフィルタも、モデルになったトイカメラとかあるんだろうけど、それを使う人はほとんど意識していないだろうと思う。