「丁寧な暮らし」みたいなキーワードで貫かれる文化を小馬鹿にしてきたけど、最近はちょっと心境が変わった。

何を小馬鹿にしていたかというと、ライフスタイルのための生活をする滑稽さだったけれども、それも程度問題だなという見方になってきた。

仕事で忙しい時期、本当に職場と自宅を行き来するだけで、家ではほとんど寝るだけの生活だった。
別に身を賭してまで守ったり実現したいなにかがあったわけでもなく、働くために働くという有り様であることに気がついた。
単に技術でおもしろいことができて世の中を良くできたらいいと思っていただけなのに。

ロードバイクを買ったりギターを買い替えたことで、身の回りのものに刺激を受けて生活が変わりつつあった一方で、どうにも無軌道に生活を変えている実感もあった。

そこでまず模様替えをした。サボった年末の大掃除も回収しつつ間取り図を見ながら今あるものをどう置くか考える。た。
採光と楽器がすぐ弾けることを重視した。
変わった後の部屋で生活する自分を想像してうまくやれるイメージを持つ。

結局、生活に緊張感がなかったということだ。気持ち目の前にいる自分をイメージして、それを目掛けて体を動かす。