この記事は筆者が見た夢を一人称視点で叙述した内容です。事実ではなく、実際の人物等とは一切関係ありません。

ものすごく気が重かったけどついに家族に電話した。思ったより大変なことにはなってなさそうなのでほっとする。

しかしそうなると他のことが気になりだす。飛行機を予約しないといけないし、K-1 を予約しているけど発売日のあたりと被りそうだな、とか。浅はかというか、薄情であるという後ろめたい気持ちがあるけど、本当に大事には至らなかったので安心したからなのだ、と言い聞かせる。

昨日だったか一昨日だったか、布団に入って考え事をしていたらいろいろ悪いことを想像した。

昔付き合っていた人に「将来親が老いたときにそっち (北海道) には行けない (だから先のことは考えられない)」というようなことを言われて、それはそれでまったく全うな考え方だと思ったのだけれども、ふと、じゃあ明日、僕の家族が亡くなって気にかける家族がいなくなったとして、その時にプロポーズしたら応えてくれるんだろうか、なんて思った。あまりに不謹慎すぎるし、考えたくもないし、どんな答えを求めるわけじゃないけど。他にいろいろ話はあったわけだし。

最近、周りがあまりにも絵に描いたかのように幸せそうにまっとうに暮らしているのを見ると、一体20年間見てきたものはなんだったんだろうかと思う。それとももう20年もすれば彼ら彼女らも見慣れた風になるんだろうか。

あまりに幸せそうなのはいいけど、勝手に幸せになっている彼ら彼女らを見るとさ、わざわざ「おめでとう」とか「お幸せに」とか、声をかける意味なんてないよね。かける言葉なんてない。