吹奏楽コンクールの思い出。

小6の時、自由曲で James Swearingen の Centuria という曲をやった。

この曲は中間部にホルンのソロがあり、それを吹くことになっていた。

このコンクールが小学生において最後である、ソロは曲を印象づける、全道大会に行きたい、などなど思いは募るばかりであり、募って高まった気持ちはくるっも手のひらを返してプレッシャーに変わったのだった。
今まで感じたことのない重圧で、逃げ出したいとさえ思えない、足を踏み出すのさえ渾身の力を込めて汗だくになってやっとのこと。

信頼しあう仲間たちのあたたかい言葉に支えられて見事重圧を跳ね除けてということもなく、ただ固まった自分はそのままへろへろな音しか出せないままソロを迎え、そして終わったのだった。
終わり、それ以上コンクールのステージを進めることなく終わり、小学生最後のコンクールは終わり、以上。

教訓などなく、重圧に耐える骨子がなかった。同じ部活のメンバーに対する信頼、自分の演奏に対する自信。

Centuria はそれきりで、リベンジなど果たすこともかなわないきりで、ここぞという舞台を乗り切ることのできなかった自分の器を思い知ることとなったよい話。