この記事は筆者が見た夢を一人称視点で叙述した内容です。事実ではなく、実際の人物等とは一切関係ありません。

雨音が聞こえる。

包まれて暮らしているのだ。

部屋がどんどん散らかる。

どうして生活を続けているのか考えてはいるけど特に進展もないまま目先の問題を展開させていく。

こうして1年、5年、10年と過ぎていくのかもしれない。

その前に少しずつ外堀を埋めるようにひとつずつシャッターが下ろされていくのだろう。

健康診断で採血をされる際に、痺れるような感覚がないか聞かれた。つまり神経を傷つけていないか判断したいのだろうと理解した。

もう自分は注射を受ける際に腕の神経が傷つけられる可能性があることを知ってしまった。

知りたくもないことが増えていく。

嫌なことばかり考えながら日中を過ごして、夜、浅い眠りの中でわけのわからない夢を見ている時間が一番幸せに感じられる。