自分のも、他人のも、日記を読んでいると発見が多い。


インターネットを通じて恋愛をする、ということに対する偏見は未だ存在しているように感じている。あるいは自分の意識の裏返しで自分が非常に偏見を持っているのかもしれない。

「実際に会うことはなく」だとか「素性を偽って」だとかがキーワードになる。

でも、そういったインターネットというコミュニケーション・パスを通じて、そういった感情が生まれたり交流が起きたりすることを否定できないし、とてもよくわかるんだよなあ。

情報量に乏しい中、断片的に得られる他人の輪郭を想像力で補いつつ、「もっと知りたい」という好奇心からくる高揚感でふわふわ浮いている。

そういう中にあっては恋だとかに落ちるのもやむなしではないかなあ、と思えてしまう。

ずるずるとインターネットで遊び続けてもう10年以上経つけれど、顔も知らないし素性もよくわからないけれどとても印象的だった人たちは多い。

中学生のころに知り合った都内の大学生は、その当時としてはまだまだ珍しかった Web 標準技術に対する造詣の深い人で、個人のサイトは非常に参考になった。

小学生から中学生のころに知り合ったインターネットの人たちは、直接顔を合わせた人はほとんどいないけど、北海道の田舎に住む幼い人間に大きく数え切れない影響を残した人たちばかりだ。

そういう交流がやがて発展して、誰かに強く心を突き動かされるようなことが起きたとして、おれはそれを否定できないなあ。