smc PENTAX FA 31mm F1.8 AL Limited

この記事は筆者が見た夢を一人称視点で叙述した内容です。事実ではなく、実際の人物等とは一切関係ありません。

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先週末、大阪の店舗で安くなっていたことをきっかけに考え始めて、いろいろ悩みつつも、まあレンズを買って貧乏になるのならいいか、と納得して買った。

初めて一眼レフを買うにあたって K-7 を選んだ時から、いつかは欲しいと思っていた。

特に FA 77mm を買ってとても好みの写りをするので惚れ込んでからは尚更その思いは強くなった。


まだ一週間ほどしか使っていないけれど、写りは FA 77mm と似ている。色乗りがよくて、よく解像している。カリカリではないけれど線の細さは保たれていて繊細な写りだと思う。

FA 77mm より開放ではフレアっぽく柔らかい。特に輝度が高いと顕著になる。77mm は開放で輝度の高い被写体をフレームに収めてもさほど柔らかくなくシャープだった。

焦点距離が短いこともあってか、ボケは FA 77mm の方が綺麗だと思う。けれど FA 77mm に及ばないにしても、FA 31mm のボケは (77mm と同じように) うるさくなくなだらかで非常に美しい。31mm の画角から生まれる遠近感を活かすためにこのボケはとても力強い。

同じ FA Limited ということもあって 77mm と比べてしまうし、77mm に惚れ込んでいることと 31mm はまだ使い始めて日が浅いので、どうしても 31mm は気になる点が目に付いてしまうけれど、やはり 31mm は買ってよかったと思う。

一番気に入っているのは画角で、77mm に近い色乗りやしっとりした写りの標準レンズであるというだけで、とても素晴らしい。

とても緻密な写りをするし、空の青の発色がとても良いので、見上げたときの風景を収めるのにとても安心感を持てる。

初めて 31mm で撮った写真を目にした時には思わず「おお」と声が漏れたし、それだけの説得力のある写りであると思う。しかし、レンズに溺れることのない写真を撮っていきたい。