この記事は筆者が見た夢を一人称視点で叙述した内容です。事実ではなく、実際の人物等とは一切関係ありません。

結婚した同僚のパーティに参加して、初めての人とか久しぶりの人と顔を会わせたりした。
もう二度と会う機会は無いかもしれないと思ったりもするが、意外とすんなり再会できたりするものなのかもしれない。

春も終わるような陽気の夕方、建物の中でぼんやりと二人とその他を眺めながら今までにあまり抱いたことのない気持ちを感じたような気がする。どんな気持ちだったかは忘れたけれど、悪くはなかったと思う。

ふわふわしたよくわからないような気持ちのまま、カメラ越しに二人を覗き見た。

たまたま MacBook を持ち出していたので帰る前に現像して Facebook にアップロードしたら喜んでもらえた。いい写真ですね、と言われたし、自分もこれはいい写真だと思った。
いい写真だけど、これは自分が写したというより、二人が普段そう振る舞うであろうままに人前で振る舞えて、その瞬間にたまたま自分がカメラという道具を持って居合わせた、という感じがする。
それくらい受動的というか、捉えるべくして捉えた、という実感はない。

結婚パーティで障害が発生する、というジンクスというかマーフィーの法則のようなものに負けることなく平穏な週末だった。

自分が頑張らなくとも誰かが勝手に幸せな気持ちになったりするのはとても不思議でしかしとても希望のあることだと思う。どうか自分とは関係のないかたちで人々がそれぞれに穏やかな生活を持てるように、と願うばかりである。