この記事は筆者が見た夢を一人称視点で叙述した内容です。事実ではなく、実際の人物等とは一切関係ありません。

「○○なら××くらい嗜んでおくべき」というようなことをでかい声で言うのはおっさんのはしかである。

おっさんは少なからず成功していて、その成功したという体験と自分が特異だと感じている、あるいは成功と密接に繋がっていると感じている考え方などを啓蒙しようとする。

人間、知っておいたりできたらよいことはいくらでもある。経理と古典文学とソフトウェアエンジニアリングとビジュアルデザインについて満遍なく明るければ素晴らしいことだろうが、そんなに手広くかつ深く知識と技能を蓄えられる人ばかりではない。

結局、取捨選択を行わければいけないが、おっさんの事例はあくまでひとつの単なるサンプルケースでしかない。どれだけ豊富な知識と卓越した技能をもったおっさんであっても、ひとつの事例でしかない、ということをきちんと考えなければいけない。