凛として時雨 TOUR 2013 “Dear Perfect” ONEMAN LIVE at 日本武道館 〜10th Tornado Anniversary〜

この記事は筆者が見た夢を一人称視点で叙述した内容です。事実ではなく、実際の人物等とは一切関係ありません。

5月の広島以来の凛として時雨のライブ。同じツアーで2回参加したのは初めてだと思う。武道館に来るのも初めて。

正直、不安なことのほうが多かった。大きい会場で音はいいのか、とか、2階席をとってしまったけど遠すぎやしないか、とか、いろいろ。東京に行く、というのがいちばん不安というか懸念だったかもしれない。

九段下で降りて武道館の最寄り出口に向かって歩いていると既に T シャツを着た若い人たちがたくさんいて驚いた。こんなに人がいるのか……。

家を出るときにとても慌てていたのでタオルを持ってくるのを忘れてしまったので物販でツアーのタオルとTシャツを買った。

さほど待たずに開場されたので指定席に向かう。ステージから見て右手の2階のほう、場所としてそんなによくないと思う。見晴らしはよかったけどステージはほぼ真横から見下ろす感じ。

いつものようにスモークが炊かれていて天井のあたりは煙りが白く濁っていた。入場してから1時間ほど、特に何もせず待っていた。1時間も時間を潰せるのかと思っていたけど、座ってドキドキしていても時間は経つ。当たり前だ。

15分前くらいに345のアナウンスが流れる。日本語を母国語として話している人のはずなのにこんなに片言で喋れるのか、というくらい片言だった。

天井のあたりを眺めながらどうやって照明が落ちるんだろう、と考えていた。蛍光灯ばかりで輝度を細かく調節できそうになさそうであるから、段階的にぱっ、ぱっ、と消すのかな、なんて考えていた。

ちょうど向かいにデジタル時計があったのでよく覚えているのだけれど、19時を3分とちょっとまわったあたりで突然、全ての照明が落ちた。まったく予想していなかったのでびっくりした。それから周りから歓声が上がって、始まるのか、と理解が追い付く感じ。会場が広いし人が多いので声がとても響いて、それにとても乗せられる。

  1. abnormalize
  2. JPOP Xfile
  3. MONSTER
  4. Metamorphose
  5. I was music
  6. DISCO FLIGHT
  7. O.F.T.
  8. make up syndrome
  9. Filmsyck Mystery
  10. Sitai miss me
  11. キミトオク
  12. illusion is mine
  13. Beautiful Circus
  14. 想像のSecurity
  15. テレキャスターの真実
  16. Telecastic fake show
  17. nakano kill you
  18. am3:45
  19. Missing ling

セットリストがツアー本編とはかなり変わっていて飽きることなく楽しめた。

とにかく照明、ムービングライトの演出が美しくて溜息ばかり出た。“am3:45” は意外な1曲だったということもあるけど、そのライトワークに圧倒された。ミラーボールのように会場いっぱいに光線が走って宇宙のようだった。

また、“O.F.T.” は2008年のツアーの時以来で、実に4年半ぶりに聞くことができた。とても好きな曲のひとつであるけれど、まさかやるとは思っていなかったので思わず声が出てしまった。


会場の広さを目一杯生かした照明と選曲に骨抜きにされてしまった。

また見たい、すぐにでも見たい、と思ってしまう。

本当によかった。