この記事は筆者が見た夢を一人称視点で叙述した内容です。事実ではなく、実際の人物等とは一切関係ありません。

YAGNI という言葉があって、お前が気をきかせたつもりで機能追加したりしてもいま必要でないのならいまやっても価値は薄い、ということなんだけど、これはたしかにそうだよなあと思う一方で情報の収集や知識の貯蓄には必ずしも当てはまらないのではないかなあ、と思うことがある。

なんといったら言いのか、とにかくデンジャラスなライブラリがあってそれとうまく付き合っていかなければならないのだけれど、しかしひとつつまづくたびになにか調べるというやりかたでは情報を収集したり問題を解決しようとするのにかける時間は最小限かつ必要なときまで遅延させることができるけど、モチベーションが下がるイベントは細切れに何度も起きることになる。

便利のために用いられるライブラリに踊らされてあげくつまづくようなことがあるとモチベーションは目に見えて下がるし、おれは一体なにをしているんだという気持ちになる。モチベーションの低下はひとつひとつの下げ幅は小さくとも、それらが重なるとより大きなモチベーションの低下を招くのでとてもよくない。

時間や労力をかけてでもモチベーションは保たないといけないし、実際に情報を収集しておいてバッドノウハウや回避策をある程度知っておくことで、高い警戒心をもったままライブラリを扱うことができている。