この記事は筆者が見た夢を一人称視点で叙述した内容です。事実ではなく、実際の人物等とは一切関係ありません。

寒くて目が覚めてしまったし、二度寝しても損しかしないし、と思って8時くらいに起きて支度してから、地下鉄で丸太町まで出かける。

京都御苑を1時間ほどぶらりと歩きつつ写真を撮った。

当たり前ではあるが、朝は昼や夕方とは違う光の角度があって空気も違っている。じきに暑くなるまで、早めに起きて散歩したい。

高校は8時半までに学校に着く生活だったので、ずいぶんいい身分になったものだと思う。家から歩いて20分、電車で10分に満たないほどの距離に静かで広い公園があるというのも実に贅沢なことだ。

お金をかければ手に入るものでもないし、社会に広く認められる名士になれば手に入れられるものでもない、けどそれが目の前にある、という贅沢、尊ぶべきものもある。