この記事は筆者が見た夢を一人称視点で叙述した内容です。事実ではなく、実際の人物等とは一切関係ありません。

恐しいこと。

誰かを通して見つめる自分は亡霊なのだとおもう。向こう側に透けて見える誰かの。

強く根付いてしまっていて、価値観、視線といったものが、あまりに誰からしすぎている。

あの誰かが歩いたあとの轍に収まっている。

人と交流してこちら側を覗き込まれていくたびにだんだん自分の量子状態が確定していって、自分が決められていく。

こわい。