この記事は筆者が見た夢を一人称視点で叙述した内容です。事実ではなく、実際の人物等とは一切関係ありません。

行きは南海のラピートに乗ったので帰りはJRのはるかに乗ろうと考えた。これがまったくよくなかった。

ちょっとくらいいいや、とおもったけどラピートの倍もする特急料金を払うのはけっこう堪える。

新大阪で降りてJR京都線で茨木まで行って京阪バスに乗って帰ろう、という計画だったが、まずJR京都線の電車が混みすぎていて荷重な自分が物理的に乗れなさそうで2本見送った。その後に来た快速 (新快速は茨木を通過するが快速は止まるということをよく覚えていたものだ……) はかろうじて空いている車両があったのでそれに乗る。

無事、JR茨木に着いたものの、枚方市駅方面へ向かう京阪バスの最終は22時前だった。(この時点で22時半過ぎ)

荷重のまま40分近くも歩けないのでタクシーに乗って帰ることを考えたがはるかの切符やお土産の品物などをすべて現金で払ってしまっていたので手持ちが1,900円くらいになっていた。1,900円もかければ帰れるだろうが、夕食を食べておらずとてもお腹が減っていたのでなにか買って食べるための予算として500円くらいは残しておきたかった。

タクシーで1,400円ほどで帰れるかどうか非常に怪しかった。以前に自宅から少し歩いたところから阪急茨木市までタクシーに乗ったらギリギリ初乗り運賃に収まった。深夜割増を鑑みると1,400円はやはりギリギリのような気がしたが、いかんせんタクシーの運賃感覚がないし、(明日の朝まで) 現金をおろす手段がないため冒険に出ることは躊躇われた。

京阪バスの最終はもう過ぎていたが、ほかの会社のバスで阪急茨木市まで行けば (JR茨木経由でない) 枚方市駅方面行きの京阪バスに乗って帰れるのではないか、という目論見を立てて阪急茨木市までバスに乗る計画を立てた。

立てた、といってもすぐ目の前に阪急茨木市行きの阪急バス乗り場の案内看板があったので遊歩道から降りてみたのだが、この阪急バス乗り場がとても見つけにくかった。

他の停留所は看板のすぐ下にあったし、阪急茨木市方面の案内看板のすぐ下には降車専用の停留所があった。暑いし徒労が過ぎるし本当にいらいらしていた。

なんとか見つけて阪急茨木市に着くも、枚方市駅方面のバスは40分後だった……。

もうやけくそになって東口からタクシーに乗って帰った。初乗りの次くらいだった。

以上のようにして大阪に戻ってきた。