この記事は筆者が見た夢を一人称視点で叙述した内容です。事実ではなく、実際の人物等とは一切関係ありません。

鉄道と漫画は似ている。

鉄道は走っていることに価値がある。連続する時間平面のどこを切り取っても価値はなくて、時間の中を連続して存在しているということに価値がある。都市の中にいるということ。「関係」そのものに価値がある。相対的に離れていくこと、相対的に近づいていくこと、そのものに意味がある。

漫画は断絶されていることに価値がある。コマひとつひとつが本質的に断絶されている、流れが存在しない。読者によってすべてが貫通し綴じられて完成する。

コンテキスト、環境、文脈、といったものに貫かれて存在している、というのがよい。