この記事は筆者が見た夢を一人称視点で叙述した内容です。事実ではなく、実際の人物等とは一切関係ありません。

だらだらと起きてだらだらとなにかしらする。

夕方……というか18時くらいだったからもう夜と言っていいのかもしれない。日が長くなってきている。けど夏っぽさはあまりない。なくていいけど日没までの時間の長さが季節を感じさせる。でも午前4時くらいになってもまだ暗くて5時くらいになって明るくなる。4時にはもう明るくなるのが夏という印象があるので、まだ夏まで時間はある、のかもしれない。

買い物をするために出かけて、ほんとうにそれ以外、なにも考えていなくて、カメラは手にしていたけど天気は悪いし、長くなったとはいえ日没が近づいていたし、ほんとうに買い物をするだけのつもりでいたのに、ふといつもは曲がらずに進む道を曲がって、こっちからでも行けるから、といつもと違う道で向かってみた。

再び歩いたことのある道に出る。そのまままっすぐ進めば目的地に着く、のに、気紛れでまた曲がってみた。目的地から外れて歩いたことのない道で、どこに通じているのかわからない。お腹すくまでに家に帰れる距離の感覚がつかめないからおっかなびっくり歩いている。

茨木、北東のほう、高槻との市境のあたりはほんとうに狭い道路ばかりだけど、南のほうにいくといくらか広くなって、なんとなく北海道を思い出す。一昨年、母と妹と帯広に行ったときのことを思い出す。

昨年は自分よりも先に妹に環境の変化があって、いろいろあって、なんだかんだいってよい夏の帰省ができたとおもう。あと何度、自分は家族と会えるのだろうか。たぶん、楽観視できるほど多くないとおもう。

茨木、メインストリート (?) から離れると荒廃したゴーストタウンみたいな土地が広がってる。

曇りの夕暮れ時でしかも雲が明けてきて、紫の不気味な色のある陽射しがのっぺりとした雲を照らして本当に気持ち悪かった。

実はタイムスリップしたんですよ、と言われても違和感ないくらい現実味がなかった。