この記事は筆者が見た夢を一人称視点で叙述した内容です。事実ではなく、実際の人物等とは一切関係ありません。

たとえば、ちょっと社会生活がうまくいってないだとかいう話が耳に入ってきたら、途端にまったく社会から途絶されてしまって孤独に生きているようにおもえてきて、自分がなんとかしてあげないとって考える妄想癖みたいなの、いい加減治したい。

それだけなら、まあ外に害が少ないだろうからいいのだけれども、質の悪いことに少しでも孤独でない一面が垣間見えると「孤独であるなんて嘘じゃないか、騙したな」って敵意を抱くのはいかがなものか。

かってに幻想を抱いて、それが壊れたらかってに幻滅する、というのはなんとも稚拙で手に負えないかんじである……。人というものを正しく見ることができていないというのは、ほんと、恥ずかしいものがある……。

ところで、幻滅って幻が滅ぶと書くのだなあ。知っていたけど、改めて見つめると実にうまい字面であるというか、皮肉な組み合わせだなあとおもう。