やられる前にやってしまえの理屈。

寂しさを紛らわせる役目に抜擢されても、それは使い捨てで限りのある役目だから騙されてはいけない。人間として見ていなくて、お腹空いたときに買ってくるコンビニの菓子パンのようなもの。だから、そこに愛とかは、ない。食べて、消化して、そしてまたお腹が空く。食べたものの味や感触のことを覚えているだろうか? ある日に食べたものに執着するだろうか? 空腹を満たすインスタントな扱いしか受けないのだから、自分も相応のふるまいをすればよい。ジャンクな食べ方にはジャンクな食べ物が相応わしい。美味しくあろうとか考えてはいけない。

やるだけムダだ、ばかをみる羽目になる。期待しないことが唯一の防御の手段だ。

傷つけられる前に傷つけろ。その後ろ手には凶器が隠してあるはずだからすぐに殺せ。騙し、傷つけた人間の数が勲章だ。

「誰か」も自分でしかない。「誰か」のためも、「自分」のためなのだから、最初から偽らず「自分」のためだけに生きればよい。

いつか裏切り、騙し、弄び、殺しにやってくる誰かは悪魔だ、いますぐに殺せ。できるだけ苦しめて殺せ。憎しみの限りに殺せ。そして殺したあとに晒し首にしろ。「こいつは悪魔だ」と喧伝するんだ。殺すしかない。隣人を殺せ。すれ違う人を殺せ。殺さなかったら殺される。