日記

この記事は筆者が見た夢を一人称視点で叙述した内容です。事実ではなく、実際の人物等とは一切関係ありません。

GWのうちにまた京都へいこうと考えていて、金曜日の夜になんとなく土曜日にいくことを決めた。

昼に起きて、顔を洗って歯を磨き、前日に積みあげた洗い物を済ませてから、パスタをつくりはじめた。

お湯を沸かしているあいだにMacBookを開いてIRCTwitterのログを読んでから、パスタを鍋につっこみ、ふたたびMacBookに戻り、LDRでフィードを読むなどした。

できあがったパスタを食べてから、食器を流しに置いて着替えをはじめた。天気予報では京都は22℃くらいらしいので、気持ち肌寒いくらいの薄着にする。暑くて汗をかくより肌寒いくらいのほうがましだからだ。

それからMacBookをケースにしまい、カメラといっしょにかばんに入れる。

玄関を出るとおもいのほかじめっとしていて、春というか梅雨っぽいかんじがした。いやだ。

いつものように切符を買う。ICOCAを買おう買おう、とおもいつつまだ買ってない。なんとなくお金がもったいない気がする。でも今月はなんだかんだで毎週、梅田のほうや京都のほうにでかけたりしているのだし、理屈の上では悪いかんじはしないのだけど。単にめんどうなのかもしれない。

いつも週末に乗っているせいか、京都行きの電車は混んでいる印象しかない。まともに座れた試しがない……。

今回は曇っていて、晴れていた大阪のほうとだいぶ空気のかんじとかが違う気がした。どこへ行こうか迷ったけど、けっきょくまた京都御苑に行くことにした。前回はぜんぜん回れなかったし、もっとゆっくり時間をかけて回りたいとおもったから、まあいいか、と納得。

前回は烏丸通を直進したのだけど、また同じ道を歩くのはつまらないかんじがするから、スターバックスのあたりで西に折れた。そのあたりでカメラを出して写真を撮りはじめた。

京都市は規模でみるなら都会のうちに入るとおもうけど、都会のいやなところも田舎のいやなところもあまりなくて、なんというか、都会か田舎か、という二元論では表現できない気がする。やけに親近感を感じるのは道路が広いからかもしれない。あと碁盤の目であるところとか。てきとうに横道に入ったりしても勘で戻ったりできるから、地図をあまり見ずにすむので気が散らなくていい。散策するならなおさらだ。

前回は西のほうから入ったので、今回は南のほうから入ることにした。やっぱり足を踏み入れた途端に空気が変わるかんじがある。自転車が入口のほうにたくさん止めてあったり、ジョギングしている人などもいて、人がいる気配はたくさん漂っていたのだけど、不思議といやではなかった。(いつもならだいたい体の調子が悪くなって気分が落ち込む)

砂利を踏みしめる感触がまた気持ちよくて歩くのが楽しい。

曇っていて光に乏しかったのだけど、西のほうからはほんのり西陽を感じたりもした。微妙な光の加減がきもちいいとおもえる。

桜はほとんど散ってしまっていたけど、わずかに残っているものもあったりして、また、散った花びらが敷きつめられていてきれいなピンクに染まっている場所があったり、まったく退屈しなかった。

天候もあまりよくなくて、桜などの状態も最高ではなかったけど、それがいいのだとおもえた。最高に美しいものではなかったかもしれないけど、たしかに美しくて、ほんとうに美しいものは強度が違うのだな、と感服した。

京都御所をまわるつもりだったのだけど門が閉まっていて入れない雰囲気だったのが残念。一般公開の日程とかはきちんと下調べしたほうがよいとおもう。

北門から今出川通に出て駅へ戻るつもりだったのだけど、京都御所の西あたりにパトカーが止まっていてあまりよくない雰囲気だった。

歩いて戻るつもりだったけど、心が折れたので丸太町から地下鉄にのって京都駅まで行った。京都御苑に寄ってからヨドバシに寄るところまでまるっきり前回と同じ……。

ヨドバシでは派手にiPhone 4iPad 2の呼び込みをしていた。iPad 2はだいたい売り切れだった。たしか3Gの16GBモデルが在庫あるかんじだった。

iPhone 4のホワイトモデルを手にとってさわってみるなど。Apple製品は白が似合っている気がする。

Apple製品のコーナーでiPad 2をさわってみる。初代よりあきらかに軽くなったかんじがする。薄さもかなり違うかんじ。

ほかのMacBookもさわってみる。MacBook Airだけあきらかにキーボードやトラックパッドがペラペラに感じる。やっぱりあの薄さだと仕方ないところもあるのだろうか。白いMacBookのキータッチがProよりもしっとりしているかんじがして、これはこれでいい気がする。白いMacBookはやっぱりかわいい。

それからカメラのところを見たらFinePix X100が置いてあったのでちょっとさわってみた。近くにあったXZ-1が小さいのもあってなおさら大きく感じた。これで10万かあ、というかんじ。ファインダーはおもしろいかんじではあった。楽しそうだけど、コンパクトとして持ち歩くにはかなり大きい (重いというかんじはしなかった) のでこれに10万を出せるのは、レンジファインダーっぽい外見に思い入れがある人だろうな、というかんじ。クラシックっぽい路線のPENシリーズとちがって、悪く言えばおっさん向けな気がした。値段設定から、たぶんそういう人たちを狙ったのだから当然だろうけど。

前はなぜか触れなかったDP1xをさわってみた。ボディの質感がそんなに悪くなくて、ひんやりとした金属の雰囲気がいいかんじ。写りのほうは液晶が小さすぎるのでなんともいえないかんじだけど、そんなに大きくなくてなおかつ安っぽい感じもしないし、かなり欲しくなった……。DP1シリーズは28mm F4のレンズなので、広角を補う意味で迎えても、スナップ専用機として迎えても、いいかんじな気がする。

それからDSLRのコーナーを見た。よく見るとメーカー別に展示するだけでなく、単焦点レンズ特集とか高倍率ズーム特集とか望遠特集とかマクロ特集とか、特設コーナーみたいなのも設けられていて、カメラ売り場が閑散としていた家電量販店しか見たことがなかったのでかなり新鮮なかんじをうける……。

ペンタックスのコーナーにバッテリーグリップがついたK-5があって、なんとDA* 55mm F1.4がつけられていたので、試しにさわらせてもらった。開放付近の柔らかいかんじと、ちょっと絞ったところからのシャープさの抑揚は店内での試し撮りでもありありとわかって、ますます欲しくなった。バッテリーグリップ込みでもあまり重い印象は受けなくてますます好印象……。

そのほかのDA*シリーズもさわってみたりした。DA* 50-135mm F2.8はインナーズームなのね……。ズームリングをまわしても鏡筒が伸びないのはすごく新鮮だった。バイトをする理由と必要性がより強固なものになった。

三脚とか見てみたけど、自分の中で三脚を使う必要性というか、どういう風に使うのか、っていうのが見えてきてないのでどうしようもないかんじ。必要になったときに考えればよい、という結論に至たった。

ぶらぶら見ているうちにいい時間になったので歩いて阪急烏丸駅まで。やはり地図でみるより距離があるけど、既に地下鉄に乗って堕落したのでもうしない。

帰りの電車はいままでで一番混んでいる印象だった。ちょっと歩いて河原町から乗ればよかったと後悔。座れないのは当たり前だけど、まともに立っていられないようなかんじ。東京の満員電車のことをおもうと、やっぱり東京に行かなくてよかった、というか電車に毎日乗る生活にならなくてよかった、と心底おもった。

ほんとうは帰りに駅の近くの100円ショップで朱肉を買うつもりだったのだけど、既に閉まっていたのでまた明日以降、と肝に銘じながら、いいTo-Doアプリがないと忘れっぽくて困るなあ、なにか自作したらいいのかなあ、とか考えたりした。iOSとAndroidとMacでつかえるいいTo-Do管理はないものか。Google CalendarにTo-Do管理があった気がするけど、AndroidのカレンダーアプリからはTo-Doが見えない。

家に着いてからはおもいの外に汗をかいていた服にリセッシュをかけて干しつつ、夕食をつくって食べた。味噌汁とご飯と鮭フレーク。あまりお腹が減っていなかったのでこんなもの。