望遠っぽく……というより切り取る感覚で撮る、というのはけっこう意識的にやっているのだけど、広角っぽく、というのが意識的にできてない。そもそも(意識的にしろ無意識的にしろ)できているのだろうか、という話だけど……。

望遠寄りの表現の仕方って、狭い空間に凝縮されたものをそのまま捉える、というイメージで、肉眼で見たときのスケールが小さいものをいくらか拡大してあげる、というかんじなのだとおもう。整理する、というやり方。

被写体が被写体として成立する範囲がごく限られているので、必然と被写体の正面をとらえる必要がある。正面をとらえると非常に安定感が出る。

対して広角寄りの表現は、広い空間に大きな間隔で存在するものを捉える、というイメージ。すでに整理されているものをそのまま捉える。あるいは、一定のスケールでは成立しないものを、スケールを拡大することで被写体として成立させるということ?

被写体の正面に立つと距離感が失われるので、あえて正面を外す?

マクロ表現は、望遠とはまたちがって、距離感などの概念を捨てて、ただ被写体それ自体の色彩や造形にだけ意味がある?

枯れた花を撮った3枚の写真、いま見てみると、おれがおもうところの広角、望遠、マクロといった表現なのかもしれない。ちなみに上から広角、望遠、マクロ。……いやそんなに大仰でもないし、わかりやすい差があるようでもない気がしてきた。

ものの正面を意識すること、正面をとらえるべきなのか、はずすべきなのか。

マクロ撮影、楽しいけど、どうしてもマンネリになりがちな気がする。マクロレンズの作例とかみても面白みがない。けっきょくどれだけおもしろい被写体を見つけられるか、ってことなんだろうけど、そもそも「マクロで撮影しておもしろい被写体」っていう発想に立つとマンネリから脱せない気がする。具体的には花ばっか、とか。

だから、整理されすぎない標準マクロくらいがおもしろいような気がする。

次はもうちょっと望遠よりのレンズで、自ら寄らずとも既に整理された画面の中でどうするか、っていうのを身につけたい。つまり、ある程度、レンズのほうが意図を持っているというか、主張があるというか。換算52.5mmでも広いなあ、と感じるので、おれにとっての自然な画角というのは、もっと狭いということだわかった。(視野が狭いとかウケるwww)

FA 43mm LtdかDA* 55mm F1.4か……。55mmのほうが明るいし画角にメリハリがあるし楽しい気がする……。あと、重さはともかく、大きさは55mmのほうが自然というか持ち易い気がする。小さすぎても安定しない。まあ、43mmという画角は非常に魅力的なので、遅かれ早かれ、買ってしまうんだろうとはおもいます…………。貯金しよう……。