この記事は筆者が見た夢を一人称視点で叙述した内容です。事実ではなく、実際の人物等とは一切関係ありません。

ジェットコースターの特集を見ている。神戸空港から出ているモノレールがいつのまにかジェットコースターになっていた。地上200mの高さまで上昇するもので、見ているだけで恐しかった。

いつのまにか冬だった。「ぼくらの」の世界にいた。今回のロボットは、ホバークラフトのような形で車道を走れるくらいの小さなものだった。談笑しながらホバークラフトで市街地を走っていたら、敵のロボットを見かけた。高さが2mくらいの、人型だった。

市街地での戦闘は危険だとおもって、敵を自衛隊の駐屯地まで誘導することにした。急ぎすぎて敵の姿が見えなくなってしまったので、「もう少し速度を落とそう」と言った。遠くに見える敵のぼんやりとした姿がとても怖かった。

「自衛隊の駐屯地で戦おう。可能なら、自衛隊の人にも戦闘に参加してもらおう。いくらか足止めになるはずだ。それに軍人なのだから、べつに命など……」

といったら、他の仲間に「そんな言い方はひどい」と咎められた。おれの言葉ではなく、「ぼくらの」で読んだ言葉なんだよ、と言ってもわかってもらえるはずもないので、おれは黙った。

駐屯地について、守衛の人に事情を説明した。そうしたら、コンサートホールのようなところへ入った。どうやら講演会かなにかの途中だったらしく、人がまばらにいて、ステージにも何人かの人がいた。時間がかかりそうだったので、おれは一旦外へ出た。

すぐそこまで敵が迫っていたが、攻撃する気配はなく、また極端に移動速度が遅かったので、もう少しの時間を見積ってもよいと考えた。

もう一度、コンサートホールの中に入るとホールの中にあるさまざまなもの(プロジェクタだとか、トロフィーだとか)を持って、人があわてふためいていた。「そんなことをしている暇はない、死んでしまいます」と主張しても、なおやめることはなかった。

再び外に出ると、入口のところに敵がいた。恐怖と驚きで足がすくんだものの、攻撃する素振りは一向に見せなかったので、すこしだけ安心した。しかし、もう限界なので、ホバークラフトに乗り込んで、駐屯地の中へと入った。そこで終わった。