とある魔術の禁書目録

24話すべて見終わった。のめりこむほど面白いとおもえなかったので、客観的にぼーっと見続けるという、なんともいえない感じで全24話を見た。

OP/ED は、そもそもエレクトロ・ドラムというか、ああいう感じの音が嫌いなのでまともに聞いていないけど、最初の OP のイントロ数秒はかっこいいとおもった。長いこと流れていた (2クールものだけど、17話くらいまで変わらなかったはず) ので、まともに聞いていなかったとはいえ、「ああ、禁書の曲だ」と認識する程度には頭に残った。しかし ED はどちらも聞いていない。
BGM は悪くなかったようにおもう。電子音を効果的に使っている曲もあって、安っぽいかんじもあまりしなかった。だけど、何度か入った挿入歌はいただけないかんじ。このアニメは基本的によく喋る人ばかりなので、歌で人の声が入るだけで情報量がとても増えて、かなり負担になる。シンセ・ドラムが安っぽく響いてひどいかんじでもあった。

最初の4話くらいまでにかなりストレスがたまった。主人公が魔術師などのことをどれだけ知っているのか、というのがよくわからないので、「どうして主人公はなにも反応しないんだろう」とか、またその逆があって、置いていかれそうになった。というか、ほとんど置いていかれていた。どうやら原作が設定に穴だらけらしく、また都合合わせに後付けの設定も多いみたいなので、気にするだけ無駄っぽい、ということを理解した。
前述の通り、主人公をはじめとして、どのキャラもよく喋る。「涼宮ハルヒの憂鬱」でも大概なもんだったけど、それの比じゃないんじゃないか、とおもうほどに、よく喋る。しかも、わりと重い展開が多く、シリアスな台詞を長々と喋るので、なお重い。
あまり真面目に見ていると、情報量に圧倒されて疲れてしまうので、ぼーっとしながら見るのがよさげだとおもう。それでも、がんがん情報が入ってきて、気が滅入る。しかも2クールなので、けっこうしんどい。

原作を既読であることが前提ぽくてあまり親切ではないかんじだった。天使崩しのエピソードなどは削ってもよかったとおもう。そして、もうすこし、じっくり、ゆっくりとやってほしかったなあ、というのが正直なところ。スピンアウトの「とある科学の超電磁砲」もやっているみたいだけど、この調子なら見るのが辛いなあ、とおもうし、二期をやっても見ないだろうなあ、とおもった。作者の頭の中で完結しているかんじがして、あまり見ていてワクワクしなかった。