冬の札幌を車で移動するおれ。実際に免許は持っていないし、夢の中でも無免許だった。ブレーキをかけるタイミングは早すぎるくらいなはずなのに、なかなか止まらず、停止線をはみだすことが多かった。止まる気配がしないから、やっぱりアクセルを踏んで渡り切ってしまおうとすることもあったが、急にアクセルを踏むので激しくスリップした。でも、きっと、そういうのにはなれっこな北海道のドライバーであるためか、事故はひとつもなかった…。
最近、ずっと行きたいとおもっていたカラオケにようやく行くことができた(ひとりで)。案内された部屋はカラオケというより、居酒屋の個室のようで、木張りの壁などがエスニックな雰囲気を出していた。しかし、大画面のテレビの下になぜかPS3(筐体はなぜかPS2)がおいてあったので、それで遊びはじめた。HDDにインストールされているっぽい体験版のグラディウスで遊んだ。グラフィックはオリジナルと変わらない。大画面でプレイするドット絵のグラディウス。
飽きはじめたころに、カラオケに来たんだ、ということを思いだして、歌うことにする。セットリストを考えているうちに、体はなぜか「林檎もぎれビーム!」を予約しており、それでも「あ、でも、筋肉少女帯から時系列を追っていくほうがいいかな」とか、まだ考えていた。しかし、「林檎もぎれビーム!」を予約したはずなのに、流れてきたのは「絶望レストラン」だった。カラオケなのに、なぜか素人(それも男っぽい)が歌った歌入り。あわてて取り消し、改めて「林檎もぎれビーム!」を予約する。しかし、流れてくるのはさっきの「絶望レストラン」だった。
とりあえず「林檎もぎれビーム!」は諦めて、筋肉少女帯から入ることにした。なにを入れるか迷ったが「蜘蛛の糸」でいいか、とおもい予約を入れた瞬間、スピーカーから声がした。
「おい、やばいって、○○(中学のときに同じ学校だった気がする男)と声優がセックスしてるぞ!!!wwwww 見ろよ!!!wwwww」
という電話が入った。事態を飲み込めないでいるうちに、テレビはビデオの再生をはじめた。タイトルが「現役高校生と女性声優だれそれがSEX!!!」だった。「だれそれ」は実名だった。盛んなふたりが延々と流される。男の方はカメラが寄ると「え、なに、カメラ?」みたいな顔をしていた。その顔は、確かに同じ学校にいた。女性声優のほうは、顔をよく覚えていないし、「Oh! Yes!! Yes! Ahhhhh!!!!!」という外人みたいな絶叫をしていて、とてもじゃないが声の判別がつかないかんじなので、本人かどうかはわからなかった。
カラオケの腰は折られるし、いきなり知り合い出演のAVを見せられるしで、気分が滅入ったのでおれは徒歩で帰った。