とてもよく晴れた夏の日、母と妹と3人で車に乗って出かける。地元なのに、おれだけが景色に見覚えがなく、「ここは?」「xxの隣を曲がった先だよ」「あーほんとだ」という会話を繰り返していた。
知らない水辺(川? 湖?)に車をとめて水辺へ降りていく。レジャースポットなのか、家族連れが多くいた。水際は林が広がっており、木々の間からこぼれる日差しが夏のそれだった。
なにもしていないのに汗ばみはじめ、「暑いね、涼もうか」と小屋へ入る。小屋の中は卑しい老人ばかりで、恨めしそうにおれたちを睨んできた。