この記事は筆者が見た夢を一人称視点で叙述した内容です。事実ではなく、実際の人物等とは一切関係ありません。

家でAVを見ようとしている。外は曇り、あるいは雨だったかもしれない。カーテンを閉め、粛々とDVDプレイヤーにディスクを挿入する。内容は5人の変わった女の子で出演し、変わったストーリーを展開していくというもの。
初めに見たのは、現役女子高生でありながら、カリスマ建築士という女の子とそのマネージャー(秘書?)の禁断の恋の話。なんとなく女の子は自分のような気がした。女の子の感覚は自分のもので、そもそも自分が即興で脚本を書いているようでもあった。
「今日もいかなくちゃね」
そう言ってコートを着て物憂げに部屋を出ようとする女の子。無言でマネージャーが抱き締めてくる。女の子は160cmほどで、マネージャーもあまり変わらなかった。離れていると背が高く見えたが、近付くとそうでもなかった。
「可愛い人。私とそんなに背が変わらないのに…」
と言う女の子。言葉を探すような素振りで次にこう言う。
「…なのに、こんなに、肩幅が広い」
ちょっと苦しいフォローだな、とおもった。きっと女の子と背が変わらないことを、男は気にしているだろうに…。
抱かれた女の子が顔を上げると男はキスをしてきた。舌を入れてくることはなかったが、ひたすら女の子の唇を甘噛みするようなキスで、これは新しい、とおもった。
そこで夢は終わった。よく考えると、AVらしいところなんて全然なかった。